全てはヘッドスピードが
40m/sまでの
ゴルファーのために
アマチュアゴルファーのプレーシーンの中で
克服やステップアップを実現するための機能追求していくのが
フォーティーンというメーカーでありますが、
4月9日から発売となった「PC-3」アイアンは、
ヘッドスピードが40m/s未満のアマチュアゴルファーにとっての
やさしさを〝振りやすさ〞として具現化している新作だ。
フォーティーンを長くご愛用いただいているご夫婦が
試打インプレッションをご協力してくれた。―――(文:某ゴルフメディア編集長)
フォーティーンの新作インプレッション?
私たちでいいのか、不安がありましたが・・・
今回、「PC-3」のインプレッションをいただいたのは、高橋博さん(平均スコア80・ゴルフ歴35年)、冬乃さん(平均スコア95・ゴルフ歴12年)ご夫婦。お2人に共通するのは、今の自分の体力に合ったクラブ選びをしたいということだ。
「年齢も年齢なので、ヘッドスピードはどうしたって落ちてきます。その時に『打ちやすい』と感じるクラブでゴルフを楽しんでいきたい」と話す。
高橋さんが話す『打ちやすい』という感覚を、フォーティーンでプロダクト企画を担当する池田純が解説する。
「とくにヘッドスピードが40m/sまでのアマチュアゴルファーにとっての『打ちやすい』を、クラブで機能化すると『振りやすい』というパフォーマンスがより必要となります。高橋さんご夫妻のようなベテランゴルファーにとっては、クラブ重量の軽量化は必須になってくるのです。新作『PC-3』はこれまでフォーティーンのプロダクトでカバーしていなかった軽量帯での機能追求を徹底しました」。
高橋さんご夫婦はフォーティーンのクラブはウェッジを使用中だが、その他のプロダクトに対しては、アスリート的で自分たちには不向きだと感じていたというが、「PC-3」を実際に手にし、セミラージのクラブヘッドや重量感の軽さなど、ご自分たちの思っていた印象と異なる『やさしさ』を初見で感じていただいた。
「フォーティーンの新作アイアンの試打インプレッション、自分たちでいいのか?という心配がありましたが、『PC-3』なら大丈夫、とすぐに安心できました」。
皆様が今、歩んでいるゴルフ人生やクラブ感を重ね合わせながら、インプレッションをご覧いただきたい。
夫婦で共感できた「PC-3」、
アイアンショットのやさしさの本質
平日は仕事に勤しみ、月4回のラウンドを楽しむ私にとっては、出来るだけやさしいゴルフクラブを使いたい。それは今の自分の体力にマッチした重量帯のゴルフクラブであることが条件となります。
これまでもフォーティーンのアイアンを愛用してきましたが、「PC-3」はアスリートテイストな同メーカーのモデルとは少し違った印象。セミラージヘッドかつ軽量帯のクラブ重量で、明らかにやさしさが伝わってきました。
その印象通りに弾道が驚くほど安定しますよね。私は「FT-50iカーボン」装着で試しましたが、タイミングが取りやすく振り心地が軽快。距離感(間)が心配でしたが、これまでの感覚にも馴染みやすい。最新アイアンの多くはどれも過度なストロングロフトが採用されていて、正直7番アイアンでも難しいなって試打で感じることがありました。やはり7番アイアンは最低アイアンとして狙いたい私にとって「PC-3」のロフト設定はちょうどよく、約150ヤードの飛距離に安定感というやさしさを感じることができました。
驚くほどやさしさが際立つ「PC-3」でしたが、フォーティーンらしいのはクラブとしての美しさがあること。ものづくりのポリシーがブレないことに、改めて好感を持てました。そして今後、「PC-3」を試打できたことで、もっと軽量帯のクラブをチャレンジしてもいいな、と新たな気づきも得ることができました。
普段、研修会などでご一緒する皆さんの影響もあり、アイアンはメンズモデルを使っています。今、使っているアイアンはアマチュアゴルファー向けの代表的モデルですが、その慣れ親しんだクラブと比べても、「PC-3」は凄く振りやすさを感じました。シャフトの重量タイプを自分に合ったスペック(FT-40iカーボン)を選ぶことで、私のようなレディスでも十分に使いこなすことができたのは、「PC-3」がやさしいクラブであることは間違いありません。
驚いたのはミスショットしたかな、という当たりでもしっかりボールが飛んでくれたことです。少しダフリ気味のショットでもうまくクラブがボールを拾ってくれ、クラブのやさしさを感じました。
私がアイアンに求めるのは、ボールがやさしく上がり、ストンと上から落ちて止まってくれるようなクラブ。まさに「PC-3」はそんな私の理想に近いクラブであると感じています。まさか主人と同じアイアンを使える日が来てしまうとは・・・改めて汎用性が高いというか、フォーティーンさんがこだわったという『振りやすさ』が私たちアマチュアゴルファーにとって万能だなって感じました。