2021/08/18

新ゲロンD「DX-001」
インプレッション!
試打ラボしだるTV
VS真剣勝負!
フォーティーン

しだるTVへの挑戦状

挑戦状!
飛距離性能の新境地にたどり着くために、
長尺ドライバーの極みを追求し続けた・・・。
この3年を費やした飛びの結論は
最速を実現するための“軽ヘッド”「DX-001」。
試打スペシャリストの「試打ラボしだるTV」が、
フォーティーンの結論をどう斬るか。

取材協力=ハンズゴルフクラブ

挑戦状、
承りました!

試打ラボしだるTV
石井良介プロ(左)
マシーンのようなスイングで放つ弾道から機能を表現する試打スペシャリスト。

コヤマカズヒロさん
MCを務めるコヤマさんはゴルフメディアで活躍するゴルフライターであり、シングルハンデの腕前を持つ。

メジャーチャンピオンに
惹かれ長尺に挑戦していた・・・

コヤマ 昨今、トレンドをリードする海外メーカーの影響からか、高慣性モーメントのモデルが急増していますね。5000g・㎠前後の高慣性モーメントを実現するためには重ヘッドが必要になる。だけどあえて『軽ヘッド』でフォーティーンは勝負してきました。

石井 『軽ヘッド』はヘッドスピードがやや遅めのゴルファーをターゲットにしたモデルが一般的な中、フォーティーンは全領域に向けて勝負をしてきた。その真意を今回の試打で感じ取りたいところですね。

コヤマ 私は過去に実際、「GelongD」を使用したことがありますが、フォーティーンと言えば長尺ドライバーです。色々試しましたが、どれもよく飛んだ。でも長尺ドライバーは使い手を選ぶ、と常々言われて私もそう思う一人です。

石井 飛ぶけど難しい・・・ずっとそんなレッテルを貼られていますよね。ところが今年、全米プロでベテランプレーヤーが長尺ドライバーを駆使して勝利したでしょ。私もそれに感化されて長尺を組んでみた・・・。悪くはないけどスピン量が過多になって、飛距離のポテンシャルをイマイチ感じられなかったんです。

コヤマ “吹け上がる”、その言葉も長尺ドライバーのレッテルですね。ただフォーティーンは前作から3年もの開発期間を新作に費やした。そして、その結論が『軽ヘッド』、これまでにない長尺ドライバーの新たな境地を見せてくれるかもしれません。

フォーティーンより
エネルギー効率の豆知識

じつは・・・・
170グラム以上あれば
エネルギー効率は落ちない
ヘッド重量が重ければ重いほどエネルギー効率はいい。しかし重くなるとスピードダウンにも繋がる。昨今200g超のモデルが多いが、それらはプレーヤーに力を要求する。力学的にはヘッド重量は170g以上あれば46g前後のボール重量に対して、著しくエネルギー伝達効率は落ちない。

試打後、2人は飛距離の新境地を経験し、驚きを隠せない。
長尺ドライバーの新たな可能性を「軽ヘッド」に魅せられていた。

石井 330ヤード・・・これまでに出したことのない飛距離がリアルに出てしまった。

コヤマ  私も280ヤード超えを連発・・・。お互い、最長不倒距離が出てしまいましたね。やはり長尺は強し、ということですが、その言葉では片付けられないパフォーマンスを我々は体感してしまっています。

石井 『軽ヘッド』との素晴らしいマッチングで、とにかくヘッドスピードが加速できるし、いっさい振り遅れないからつかまりもいい。そして驚くべきは私がいつも悩みに悩んでいるスピン量の多さを見事にこの『軽ヘッド』が抑えてくれた。長尺ドライバーってスピンを抑えるのが難しかったのに、なぜ・・・。

コヤマ 新ゲロンDドライバー「DX-001」は、通常ロフトの『HT』(10.5度±1度)とローロフトの『LT』(7度±1度)の2タイプがラインナップされていて、石井プロのようなハードヒッターでも『LT』ならスピンが増えることがない。

石井 まずわかったことは、長尺ドライバーは『軽ヘッド』との相性が素晴らしくいいとうこと。「DX-001」は通常長さの45インチと振り心地やボールのつかまり度合いが遜色ない。そして最適ロフトの提案こそが、完成型長尺の大切な要素であること。『LT』のローロフト(7度±)発想、そして製品化はあっぱれです。

LT=7度±1度
LT=7度±1度
HT=10.5 度±1度
HT=10.5 度±1度

「LT」、「HT」2つの可変ヘッド
新GelongD「DX-001」は7度という超ローロフト設定の「LT」が注目。長尺シャフトとのマッチングで適正な打ち出し角とスピン量をもたらす。ハードヒッターはもちろん、スピン量が多めのプレーヤーは一気に飛距離アップが実現できるヘッドだ。

ロフト±1度、ヘッド重量のチューニングが可能な調整機能ヘッドがつきながら、超軽量ヘッドに仕上がっているのが、機能的ミソ。
ロフト±1度、ヘッド重量のチューニングが可能な調整機能ヘッドがつきながら、超軽量ヘッドに仕上がっているのが、機能的ミソ。
石井良介プロ
LT(7度)×47.75インチで
330ヤード超え!
石井良介プロ LT(7度)×47.75インチで 330ヤード超え!
コヤマカズヒロさん、
HT(9.5度)×47.75インチで
280ヤード超え!
コヤマカズヒロさん、 HT(9.5度)×47.75インチで 280ヤード超え!

ヘッドスピードが55m/sに迫った石井プロ、
コヤマさんも47m/sと男子プロ並みにヘッドスピードがアップ。
飛距離アップはスピードアップこそが絶対だと総括を語り合う。

コヤマ モデル毎で飛距離の差が出来にくくなった昨今のドライバー市場において、新GelongDドライバー「DX-001」は異例な存在に感じました。

石井 正直、努力でヘッドスピードを1m/sアップするって大変なこと。それを私の場合、4〜5m/sもクラブを替えるだけでアップできたんだから、はっきり言って異次元の世界。長尺ドライバーが飛距離に優れていることが改めてわかりましたし、メジャーチャンピオンが長尺ドライバーを使いこなしているのは、軽ヘッド×ローロフトに秘密があったのだと明確な答えを推測できました。

コヤマ フォーティーンというメーカーは明らかに優れている物理的要素である長尺ドライバーを代々で追求してきた。その集大成で、180gという超軽量ヘッドでの機能追求に辿り着けた。あくまで“こだわり”を一貫しているのがフォーティーンらしいです。昨今は重ヘッドの大慣性モーメント時代全盛だけど、打ち応えの頼りなさはありましたか?

石井 いいえ、はっきり言ってスピードアップの衝撃しか感じませんでした。超軽量ヘッドは長尺との相性も抜群で、まるでシャフトのみを振っているような軽さと速さを体感できました。

コヤマ 私も同じような感覚です。そして自分の限界飛距離が体験できて、興奮しています。

石井 まさに飛距離の新境地に辿り着けるドライバー、この進化を怖がらないで勇気を持って飛び込んでほしい!というのが、今回の挑戦状に対する我々の結論です。

結論!
軽さは重さを凌駕する・・・
フォーティーンが追求する物理的優位性、
えげつないスピードでした!

DX-001関連のフィッティング動画①

DX-001関連のフィッティング動画②

DX-001関連のフィッティング動画③

DX-001関連のフィッティング動画④