LOVERS
FOURTEEN
それは向上心ある
アマチュアゴルファーが、
自らの“フォーティーン愛”を
シンプルに語る不定期コーナー。
捨てかけていた
飛距離の意欲を
フォーティーンが
取り戻させてくれた。
山元賢治さん
やまもとけんじ、1959年生まれ。神戸大学を卒業後、日本IBM、日本オラクル、ケイデンスを経て、EMCジャパン副社長に就任。2004年にスティーブ・ジョブスと出会い、アップルシャパンの代表取締役に就任して、iPod、iPhoneを日本市場への投入に尽力した。現在は(株)コミュニカ代表取締役として、公演活動や経営コンサルティングを手がけ、私塾「山元塾」では人材育成、英語教育にも取り組んでいる。
“タイガー・ウッズ”で
スタートさせたゴルフ人生
フォーティーンのギアを愛用する山元賢治さんがゴルフと出会ったのは今から20年前。2001年「EMCワールドカップ」(太平洋クラブ御殿場コース)を成功させたことがゴルフ人生の始まりだった。
「EMCジャパン副社長を務めていた時代、同社がスポンサードしたWGC(ゴルフワールドカップ)において、2001年大会は日本ゴルフ100年祭のイベントの一環として日本に誘致することになり、その大会を取り仕切ることが40歳を目前とした私とゴルフの出会いでした。思い出深いのは順調に準備が整っていく中、同年にセプテンバー11(世界テロ)が起きた。多くの選手たちが来日を躊躇する中で、タイガー・ウッズが出場を英断してくれたこと。彼のおかげで錚々たる顔ぶれが出場してくれ、大会の成功に繋がりました」。
世界が注目する一大イベントを取り仕切ることがゴルフとの出会いだった山元さんは・・・“凄まじく”ゴルフにハマったという。ゴルフスクールに通い徹底的に基礎を学び、時には1日で1000球超を打って体を痛めることもあったが、とにかくゴルフへの取り組みが楽しかった。
「私は野球、サッカー、テニスをプレーしてきましたが、試合での敗因を振り返った時に、“相手が強かった”ことが自分の言い訳になっているかのような違和感が付き纏っていました。ゴルフは、その全ての結果が“完璧自己責任”であることに共感できた。ゴルフをスタートさせてすぐにゴルフ場会員権を購入、3ヶ月後には聖地セントアンドリュースでプレーする機会に恵まれるも、その過酷さも知った(笑)。とにかくゴルフにのめり込んだ結果、翌年に所属コースの理事長杯で奇跡の優勝もできました。あれから約20年、戦績は芳しくないですが、ゴルフは様々な出会いを与えてくれたし、何より仕事人間の自分をビジネスモードからエンジョイモードへと完全スイッチできる大切な趣味とできた。これから、まだまだ終わりなきゴルフ人生を楽しんでいけるのが嬉しいです」。
“道具頼み”なりのポリシーを
フォーティーンと歩みたい
フォーティーンとの出会いは2002年に復帰した日本オラクル時代。川奈ホテルゴルフコースにて開催した日本のトップ経営者交流会にて、創業者・竹林隆光がゴルフクラブの講義を担当したことがきっかけだった。
「当時はまだ一般的ではなかったゴルフクラブの “重心理論”など、ゴルフを物理的視点で解説していただいた内容に皆が感銘を受けました。ラウンドをご一緒した時も、竹林さんのゴルフの素晴らしさ、そして優しい人柄にも惚れ込み、それと同時にフォーティーンのギアの象徴であるウェッジを使うきっかけをいただきました」。
もともと技術職上がり(IBM時代に人工知能を研究)の山元さんにとって、竹林に導かれたゴルフクラブの理論や技術、その一つひとつが好奇心を刺激。とにかく興味を持ったクラブは手に入れて試す、ことがゴルフの楽しむ一つになった。
「クラブを“買い漁る”ことが今でも楽しい。2021年もいくらクラブに投資したでしょうか(笑)。大事な試合に挑む時には新たなクラブで“げんを担ぐ”こともあり、試合に負けた時には新たなクラブで心機一転を楽しむこともしばしば・・・。親しい仲間内からは“道具頼み”とレッテルを貼られる始末。ただウェッジ以外はほぼアメリカメーカーものを、新製品が投入されるサイクルで買い替えていました・・・」。
日本よりもアメリカの製品が優れている。長くアメリカ企業で製品開発やマーケティングを務めてきた山元さんにとって、ゴルフ市場でも台頭するアメリカブランドのプロダクトのパワーに、明らかな優位性を見ていたと言います。が、竹林との出会いから約20年の月日を経て、「ゲロンディーDX-001」を通したフォーティーンとの再会がその思いを打ち砕くことになった。
「縁もあって池田さん(フォーティーンスタッフ)とプレーする機会があり、『ゲロンディー』で圧倒的に飛ばす姿がとにかくカッコよかった(笑)。私も『ゲロンディー』をコースで試打させてもらうと、近年到達できなかった250ヤードマークを上回って飛ばすことができた。ずっとアメリカメーカーを使い続けてきた私にとって、それらを大きく上回る性能は衝撃の結果であり、この再会を運命と感じざるを得ませんでした」。
フォーティーンとの再会により、山元さんはこれからのゴルフ人生により新たな“自分らしさ”を取り戻せ、見いだすことができた。
「人間の健康寿命は75歳と言われています。ですが60歳で“飛ばす”というゴルフの醍醐味を無惨に捨てかけていた私に、『ゲロンディー』の飛距離がまだまだやれるという勇気を取り戻させてくれたのは間違いありません。この蘇った向上心を大切にしたいし、これを機に私らしい新たなテーマを持ったクラブ選びで新たなゴルフスタイルを楽しみたくなった。一つのブランドを愛し、長くエースクラブを愛用することを“自分らしさ”とできる運命のメーカーがフォーティーンであると感じています」。
仲間内からつけられた“道具頼み”というゴルフのレッテルを、“自分らしく”誇りに思える強みへ。山元さんはフォーティーンと共にこれからのゴルフ人生をさらに愉しんでいきたいと、力強く締めてくれた。
“アマチュアゴルファーに最も近いメーカー”、フォーティーンは山元さんのようなゴルフに向上心を強く抱くゴルファーをこれからも応援し続けます。