吉田洋一郎プロが
「TB-7 FORGED」を
待望していた理由
その2
吉田洋一郎プロ
よしだひろいちろう、1978年生まれ。アメリカTop50インストラクターなど80人に直接げちでメソッドを学び、レッスンスキル資格20以上を所得するゴルフスイング研究家。ゴルフネットワークではPGAチャンピオンズツアーの解説を担当する。
待望理由
その2
愛用する「TB-5 FORGED」との
コンボセッティング構想!
フォーティーンのアイアンが数モデルでロフト設定が統一されていることを伺っていた。モデル毎(ロフト設定)で生じる飛距離性能のギャップを解消することで理想的なコンボセッティングを可能とできること。私もその開発意図に賛同していた一人だ。
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やさしさの「TB-5 FORGED」と新作「TB-7 FORGED」は、番手×ロフト角設定が統一されている。
というのも、アイアンのコンボセッティングは今やPGAツアーでは当たり前になっており、これまでも様々なメーカーがそれを現在進行形で強く推奨しているが、実際はモデル毎でロフト角と番手設定が統一されていないため、セッティング内に同番手が重複してしまうことや、ロフトピッチが定まらないことなどシンプルではなく、一般ゴルファーには決して容易にそれが実現できない現状がある。それをフォーティーンがいち早く解消したというわけだ。
新作「TB-7 FORGED」は同じ素材(S20C軟鉄鍛造)、そして同じシアターブレード構造の「TB-5 FORGED」との コンボセッティングの相性は抜群、トライしたいのは番手別パフォーマンス効率をアップさせることだ。ロングからミドルアイアンは主に弾道の高さを発揮するために優しさの「TB-5 FORGED」を、ミドルからショートアイアンはより精度良く狙うために操作性重視の「TB-7 FORGED」をと、ゴルファー一人ひとりがパワーやスキルに応じてベストを組み合わせることができるのだ。
ロング〜ミドルアイアンはボールの上がりやすさ、つかまりのよさなど優しさを優先したい。
推奨モデル→「TB-5 FORGED」
ほどよいグースネックによるつかまりの良さで優しさを強調できる。
ミドル〜ショートアイアンはつかまりを抑え、距離感や方向性の精度を優先したい。
推奨モデル→「TB-7 FORGED」
ストレートネックでライン出し&操作性を強調できる。
昨今のアイアンセットはロング、ミドル、ショートと、それぞれ明確な目的に応じて番手別専用設計されており、二つの異なる特性のアイアンを組み合わせることで、その役割別性能効果を高めてスコアメイクに貢献することは間違いない。私のように「TB-5 FORGED」を愛用するゴルファーは、ミドルからショート番手にコンビネーションすることを意識しながら新作「TB-7 FORGED」を試打していただきたい。きっとアイアンショットの充実を容易に想像できるはずだ。