2022/05/14

オンラインストア限定
開発者こだわりの
TB-7 FORGED
チタニウムシルバー仕上げとは・・・

「本当はこの仕上げで発売したかった・・・」。
開発者・黒澤孝康が理想形とした
チタニウムシルバー仕上げが限定モデルで登場!
開発者がおもいのたけを話します。

量産モデルに向かない・・・
限定数量140セット、
開発者魂の原形TB-7

 製造部開発課の黒澤孝康です。オンラインショップ限定「TB-7 FORGED チタニウムシルバー仕上げ」をご紹介します。通常モデルより少し落ち着いたヘッドカラーの「チタニウムシルバー仕上げ」、じつは4月21日発売に至る数ヶ月前までは、この仕上げで発売される予定でした。

「チタニウムシルバー仕上げ」、この仕上げは開発者目線でとにかく洗練度を追求していました。高級車のカラーラインナップにもあるソニックチタニウムを「TB-7 FORGED」のヘッドに搭載した時、とにかくマッチングが素晴らしかった。開発者のエゴといえばそれまでですが、私自身初めて担当した軟鉄鍛造アイアンであったため、自分の感覚を信じて、他にはない洗練度を特別感としたかった。社内評価もすこぶる良く、“クラブは美しくなければならない”という、フォーティーンのポリシーを自分なりに形にできたと感じていました。

 左がオリジナル、右が限定チタニウムシルバー仕上げ。オリジナル「TB-7 FORGED」で変更を余儀なくされた大きな理由は二つの課題があったこと。一つは量産モデルに対応するさらに最適な仕上げを追求したこと、そしてシアターブレードの美しさを維持するためにさらに耐久性を強くしたことです。それらを克服したニッケルクロム仕上げのオリジナル「TB-7 FORGED」は、私がこだわった「チタニウムシルバー仕上げ」にも負けない出来栄えとなり・・・開発者目線では一安心するともに少しの悔しさもあり(苦笑)。「TB-7 FORGED」のシアターブレードは、仕上げのこだわりをものともしない、洗練度があったという笑話でした・・・。

 今回、私が開発者として洗練度を追求した「TB-7 FORGED」の原形とも言える「チタニウムシルバー仕上げ」が、5月20日よりオンラインショップ限定140セットの特別モデルとして発売となりました。当初懸念していたバックフェース部の耐久性は、もちろん高いレベルで克服していますが、さらに専用ヘッドカバーをご用意。キャディバッグ内でのクラブのぶつかり合いによるバックフェースの傷を完璧に保護します。オリジナル「TB-7 FORGED」との違いは、ただ一つ、“落ち着いた特別感”があること。私の魂が込められた原形型、限定数ながら少しでも多くのゴルファーの琴線に触れるクラブになっていれば、ただただ開発者冥利に尽きます。