飛び系フェアウェイウッド
「FX-003」の
ターゲットプレーヤーは?
「自分のゴルフにドンピシャの性能です!」。
そう話すのは営業スタッフの長谷川楓弥さん。昨年、群馬県アマチュア選手権を制したフォーティーン屈指の競技系プレーヤーだ。14.5度で放つ飛距離はキャリーで250ヤードを超え、まるでドライバーのような弾道を描いている。
「長谷川さんのために作ったフェアウェイウッド、ターゲットプレーヤーが最高の結果を出してくれるのは嬉しいです」。
と話すのは開発担当の戸丸崇さん。2人の掛け合いから新作「FX-003」の飛び系フェアウェイウッドたるパフォーマンスが見えてくる。
スピンレス効果の強弾道が
アスリートプレーヤーの
安定飛距離を確かにする
[戸丸] Gelong Dシリーズのフェアウェイウッドはこれまで、やさしさの「FX-001」のみの展開でしたが、長谷川さん(アスリートプレーヤー)にはどうでしたか?
[長谷川] ボールが上がる=スピン量が確保されているため、私的には弾道コントロールのしやすい感覚があり何一つ不満はありませんでした。ただ飛距離性能では突出して“飛ぶ”という感じはなかったのは事実。3Wとなる15度は例えばティショット用として、もう少し飛距離性能が欲しいな、という思いもありました。
[戸丸] 「FX-001」は芝上からやさしく飛ばしたい一般的なアマチュアゴルファーをターゲットプレーヤーとし、ボールの上がりやすさや、つかまりやすさを追求していたため、決して長谷川さんのようなアスリートがターゲットプレーヤーではなかった。新作「FX-003」は低スピンを突出させ、長谷川さんが飛距離を出せる機能を追求しました。
[長谷川] 完璧だと思います。14.5度はスピン量が2000回転後半で安定できるため、ティショットで飛距離を十分に出していけますし、ほどよくつかまり度合いも抑えられているため、しっかり振ってボールをつかまえていける感覚が心地いい。コースの条件によってはドライバーを必要としないぐらい飛距離性能は素晴らしいです。
[戸丸] 17度の感触はいかがですか。
[長谷川] 5Wとなる17度は、安定して飛ばしたい+グリーンを精度良く狙いたい、という目的に変わりますが、弾道の強さはそのままでボールを高く上げることができ、満足しています。
[戸丸] 「飛び系フェアウェイウッド」という言葉が、一世を風靡したことがありましたが、その決め手となるのはスピン量。長谷川さんのようなヘッドスピードが速いアスリートに対して、適正なスピン量を提供できる性能こそが、“飛び系FW”の特性。「FX-003」は低重心・低スピン化によってターゲットプレーヤーが適正な飛距離性能を得ることができるのです。
[長谷川] 競技をされている方、しっかりボールをとらえられる上級者、またスピン量が多く弾道を抑えたいというプレーヤーには、「FX-003」の飛距離のポテンシャルが必ず発揮されると思います!