2023/08/14

開発者・黒澤孝康が
熱く語る!
新作「DJ-6」、
ダフリへの圧倒的強さは
Gキャニオンソールにあり!

刺さらず抜けるユニバーサルソールの「DJ-5」は
多くのアマチュアゴルファーたちに支持され
ショートゲームでスコアメイクに貢献できた。
“やさしさのウェッジ”として完成形にまで達した「DJ」を
さらにどう進化させるか、開発者・黒澤が
導き出した答えはソールを大胆に凹ませることだった。

凹みソールが理想的な
バウンス効果に導く

ウェッジパフォーマンスの命はソール形状に尽きる。芝上にいち早くソールがコンタクトして起きるアクションが、インパクトのクオリティそのものを決めるからである。一般的にやさしさを強調した、いわゆるダフリに強いウェッジの特徴は“ソール幅が広い”、“バウンス角が大きい”という2大要素を備えている。ダフリに強い「DJ-5」はリーディングエッジにバンパー(受け)を設けて、ボールへのコンタクトに許容性を持たせたうえで、幅広ソール効果へうまく導いてダフリへの強さを発揮させるユニバーサルソールが特徴的だったが、新作「DJ-6」はどんな進化を歩んでいるのだろう。

ウェッジプレーに不安あるスタッフをターゲットプレーヤーに据えて日々、「DJ-6」プロトタイプのテストを繰り返した。
ウェッジプレーに不安あるスタッフをターゲットプレーヤーに据えて日々、「DJ-6」プロトタイプのテストを繰り返した。

「さらにダフリへの強さを機能化させるためにテーマとしたのは、バウンス効果を違和感なく高めることでした。まずは『DJ-5』をベースにしながら、バウンス角を強調。しかし幅広いソールに対して単純にバウンス角を大きく設定すると、その効果が強すぎる傾向にあり、ウェッジとして使用用途が特定されすぎて、使いづらさが強調されてしまう。では、どうやってバウンス効果を強めるか・・・試行錯誤した結果、過去に採用したフォーティーンのソール技術『キャニオンソール』を応用していく方法に辿り着きました」。

「キャニオンソール」とは、2015年発売の「C-030」というダフリに強いお助けウェッジに採用された凹みソールだ。ソール中央を渓谷のように凹ませているから“キャニオン”であり、フロント部とバック部のソール効果を組み合わせたソールアクションで、芝上でヘッドを推進させる絶大な抜けの良さで人気を得たウェッジだ。

 「『DJ-6』にキャニオンソールを搭載するにあたり、フロントとバックソールの高低差に着目し、様々な組み合わせをテスト。フロントソールと凹みのコンビネーションで、バックソールのバウンス角20度という圧倒的なバウンス効果を有効的に発揮させるグランドキャニオンソール(大渓谷)が完成しました」。
 「『DJ-6』にキャニオンソールを搭載するにあたり、フロントとバックソールの高低差に着目し、様々な組み合わせをテスト。フロントソールと凹みのコンビネーションで、バックソールのバウンス角20度という圧倒的なバウンス効果を有効的に発揮させるグランドキャニオンソール(大渓谷)が完成しました」。

「DJ-6」を打てば驚くほどソールが芝にコンタクトしている感触、ヘッドが芝上を推進していることが手に伝わる。ダフり気味なインパクトであってもソールがボールコンタクトを良質に導いてくれるため、ピンにイージーに寄せられる結果の良さには誰もが驚かれるはずだ。

あらゆるライにおいて必ず訪れるピンチ、そしてチャンスを無駄な1打にさせないのが「DJ-6」。
あらゆるライにおいて必ず訪れるピンチ、そしてチャンスを無駄な1打にさせないのが「DJ-6」。

「上級者のウェッジショットのような乾いた音を体感いただけるはずですし、ダフリを助長するハンドファースト強めのプレーヤーであっても、Gキャニオンソールが無駄なミスを許しません」。

「DJ-6」はこれまでシリーズの特徴的だった、バックフェースのキャビティ構造に加えて、シアター(劇場)のようにフェース厚をトゥヒール方向へフローさせたシアターブレード構造を融合して、手に伝わる振動を制御することで打感を向上。さらに逆テーパーブレードとシアターブレードの組み合わせによってインパクトの安定性も向上している。
「『DJ-6』はフォーティーンの技術をフルに活用したウェッジ。もちろん専売特許であるスピン性能はトップクラスを維持させています」。

「『DJ-6』はフェースを無駄に開く必要がありません。スクエアでもGキャニオンソールが十二分に効果を発揮してくれるためボールを素直にコンタクトさせるようにシンプルに打っていただきたい」と上級者である企画部・池田純が使用用途を解説。
「『DJ-6』はフェースを無駄に開く必要がありません。スクエアでもGキャニオンソールが十二分に効果を発揮してくれるためボールを素直にコンタクトさせるようにシンプルに打っていただきたい」と上級者である企画部・池田純が使用用途を解説。

「DJ-6」は10月13日から発売予定。主に100切りを目指すアマチュアゴルファー、そしてスコアに限らずダフリを恐れアプローチショットが萎縮・躊躇してしまいがちなプレーヤーに手にしていただきたいハイパフォーマンスウェッジ、その圧倒的寛容性に期待していただきたい。