2024/02/14

FOURTEEN
SUPPOTING PLAYERS
サッカー解説者
平野孝さん

コロナ禍にゴルフをスタートして3年、
さらなるステップアップを目指すために
平野孝さんが14fieldでクラブフィッティングに挑戦。

クラブフィッティングが“上級者限定”じゃないということ、
そして自分のゴルフにとって有利になるクラブの存在の大きさを知った。

平野孝(ひらのたかし)、1974年7月15日生まれ、静岡県清水市出身。現役時代は名古屋グランパスエイトなど多くのチームで攻撃的ミッドフィルダーとして活躍。1997-2000は日本代表として戦った。2011年に引退、現在はサッカー解説者として活動中。
平野孝(ひらのたかし)、1974年7月15日生まれ、静岡県清水市出身。現役時代は名古屋グランパスエイトなど多くのチームで攻撃的ミッドフィルダーとして活躍。1997-2000は日本代表として戦った。2011年に引退、現在はサッカー解説者として活動中。

「フォーティーンのことは、私のゴルフの師匠である三浦から、よく聞いていました。彼もウェッジを使用していましたが、どこか上級者用のクラブという精悍なイメージがあり、まだ私には早いのかなって思っていました」。
 平野孝さんが“三浦”と話すのは、サッカープロ入り同期の三浦淳宏さん。平野さん曰く、澤登正朗さんとともに“サッカー界の2大巨頭”の上級者ゴルファーである。
 「コロナ禍だったため、一定の距離が取れるゴルフがサッカー人の間でも人気。そんな中、三浦とは2020年からヴィッセル神戸で一緒に選手たちをサポートしてきましたが、よく一緒にグランドの目の前にあるゴルフ練習場に行って教えてもらっていました」。

 兵庫県といえば、日本屈指のゴルフ県。神戸、三木エリアを中心に週3の練習と週1プレーのペースでゴルフを楽しんだ。
 「本格的にゴルフをスタートさせて過ごした神戸時代の3年は、練習もプレーもとにかく頑張った・・・ゴルファーとして凄く濃い時間を過ごしたと思います(笑)。ほぼ我流ですが、ベストスコアは90まで縮めることができ、今は80台に向けて頑張っています」。
 ちなみにそれまで使用してきたクラブは、三浦さんのアドバイスのもと、人気モデルを中心にセッティングしたものだったという。
 「“しぶこ”が使っているからいいに決まっている、そんなライトな感覚で様々なメーカーを組み合わせたセッティングでした」。

「クラブによってパフォーマンスが全く異なること、小さな調整でより振りやすさやボールのつかまりやすさが変化することに驚きました」(平野さん)
「クラブによってパフォーマンスが全く異なること、小さな調整でより振りやすさやボールのつかまりやすさが変化することに驚きました」(平野さん)

 
 フォーティーンのクラブを初めて試した第一印象は、“打感の良さ”に驚いたという。
 「これまでのステンレス製アイアンも満足のいくフィーリングでしたが、『TB-5 FORGED』を試したときに、その打感のやわらかさの違いを実感できた。手に伝わってくる感覚が、これほどプレーに対してポジティブに働くというのも初めて知った。上級者に“軟鉄鍛造”が人気ある理由もよくわかりました」。
 14fieldのフィッティングにて、新たにウェッジのセッティングが一新した。
 「58、50、46度とウェッジの本数が増えました。アイアンのPWに対して最適に距離を埋めるためのウェッジセッティングが必要で、ウェッジ3本が必須だということに改めて気づくことができました」。

課題だったスライスの曲がりを抑え、フェードボールで最大飛距離を実現。
課題だったスライスの曲がりを抑え、フェードボールで最大飛距離を実現。

 
 本格的なクラブフィッティングは今回が初めてだという平野さん。
 「クラブフィッティングは上級者限定のもの、だと思っていましたが、それが誤解だというのがよくわかりました。私のようにまだまだ未熟者だからこそ、自分の体力やスイングの傾向にあったクラブを手にすることは大切。何よりクラブが私に合わせてくれる(助けてくれる)前向きな感覚もありました。これまでスライス気味な弾道で飛距離をロスすることが多かったですが、その曲がりも抑制することができた。私のゴルフスタイルにおいてベストな弾道のあり方も知れて嬉しい」。
 フォーティーンのクラブセットを手にし、改めて目先の目標は?
 「師匠(三浦淳宏さん)と対等に戦いたいし、メキメキ腕を上げる娘の由楽さん(プロを目指し奮闘中)ともいい戦いをしたいですね」。