14field
The Only One
Club Fitting
様々なメーカーの
フィッティングを
受けてわかった!
ゴルフクラブメーカーはじつに多種多様である。それぞれのメーカーには“特色”があり、プロダクトにもメーカーなりの色があるからこそ、ギア選びには面白さがある。
クラブと同じくベストなスペックを見出すためのフィッティングにもメーカーごとの個性がある。今回は多くのメーカーのクラブフィッティングを受けてきた一人のアマチュアゴルファーのノンフィクションをお届け。
14fieldのフィッティングで
初めて聞いたワード
「どこを目指していますか?」
今回、取材に協力してくれたのは田中直人さん。3年前にクラブフィッティングを受けて揃えたセッティングに、プレーを重ねるにつれて違和感が生じ始め、様々なメーカーが直営で展開するフィッティングサービス行脚の末に、14fieldに辿り着いた。症状や動機を聞いてみた。
「3年前に揃えたセッティングは、綿密なフィッティングを受けて購入しただけに、完璧だと自負していました。実際数ラウンドは感触がとても良かった・・・しかし、スコアアップを目指してプレーを重ねるうちに、いろんなスイングの改善点や新たな取り組みなども芽生え、途端に満足いくショットが打ちづらくなったことに長く悩んでいました」(田中さん)
田中さんのカウンセリングを担当したのは竹内佑太。14fieldのフィッティングリーダーだ。竹内は田中さんの現状を丁寧にヒアリングした後、現状のクラブセッティングにおいての症状・悩みを実際の打球状況から検証する。そして発した言葉は見出しにある、
「田中さんは、どこを目指してゴルフをされていますか?」だ。
「様々なメーカーのフィッティングを受けてきましたが、『どこを目指していますか?』と聞かれたのは初めてでした。私は今、長年の持ち球であったフェード弾道から、力強いドロー弾道にチェンジしようと取り組んでいて、そこを見抜かれているようでした」(田中さん)
「クラブフィッティングは現状合わせの提案が一般的です。もちろん14fieldでもケースによって同様の提案は可能ですが、クラブフィッティングに来られるゴルファーの多くは課題や展望があり、私たちはそれらを共有して、できることなら未来を見据えたクラブを提案したいと考えています」(竹内)
竹内は田中さんの展望、そして現在のミスショットの悩み・傾向をフィッターとして“プレーヤー目線”で検証し、試打クラブの提案を行なっていく。
「田中さんのクラブセッティングは総じて、スイング中にヘッドが動かない大慣性モーメントタイプ。確かにフェードを打たれていた当時の現状合わせとしては最適なセッティングだと感じます。しかしスイング軌道を改善されてドローを打ちたいと取り組む今の田中さんには、さらにボールがつかまらずスライスを助長してしまいがち。もっとフェースを意図通りに動かせるモデルを提案したいと考えました」(竹内)
昨今の慣性モーメント競争時代において、何かと“やさしさ”が注目されているが、ヘッドの動きがある意味鈍感なぶん、プレーヤーを確実に選ぶ。そしてそれらに馴染めないゴルファーに、フォーティーンのプロダクトは確実な提案ができる。
田中さんはアイアンショットに切れ味を取り戻し、ドライバーでは圧倒的な飛距離アップを実現させる。竹内によるフィッティング結果はこうだ。
フォーティーンではこれまでクラブフィッティングという言葉を使ったサービスをあまり行なってこなかった。それはフィッティングの一般的なサービスである現状のスペック合わせに、あまり意味を持たないからに他ならない。フィッティングを受けた今日のスイングを明日実行できる保証もない。
14fieldが改めてフィッティングと謳っているのには2つ理由がある。一つ目は様々なスペックを試すことができる環境が整ったこと、そしてもう一つはゴルファーをカウンセリングできるプレーヤーとしての技量、そして確かなクラブの見識を両立するフィッターが皆様をお迎えできる環境が整ったことにある。
「改めて14fieldがプレーヤーファーストであり、目指すべきスイングやプレースタイルにおいて、適切なゴルフクラブの存在が何よりも重要であることを、フィッティングを通して理解させてくれた。現状合わせはもちろん大切だともわかるが、未来を見据えたクラブ選びこそに意義を感じました」(田中さん)