FOURTEEN
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スキージャンプ
葛西紀明さん
スキー界のレジェンド・葛西紀明さんは
ベストスコア75の腕前を持つベテランゴルファー。
目標であるパープレーに到達するために、
14fieldへクラブフィッティングに訪れた。
“フォーティーン=ウェッジ”という確固たるイメージ、
昨今は素晴らしい軟鉄鍛造アイアンもあって
フィッティングしたいと強く思っていた!
そう葛西紀明さんは話してくれた。葛西さんのゴルフ歴は約30年と長いベテランゴルファーだが、ゴルフクラブに関しては、あまりこだわりを持ったことはなく、これまでは知り合いのススメを参考にしたセッティングを揃えていた。
「高校を卒業してスキーで実業団に所属してすぐ、ゴルフ愛好家の監督から“ゴルフはコミュニケーションに必ず活きる”と強く薦められたことが、私がゴルフをスタートさせたきっかけでした。打ちっぱなし(ゴルフ練習場)によく連れて行ってもらい、私自身も興味があったことから、ゴルフにはすぐにハマりました」。
地元北海道でゴルフをスタートさせた葛西さん。北海道のオンシーズンであり、スキーのオフシーズンにあたる4月〜10月の間にゴルフをフルに楽しんできたという。
「北海道にいるとゴルフシーズンは限られていますし、その反動もあって、やれる時にやり切る感じでゴルフにハマっていました。とにかくゴルフに取り組んだ時は約6ヶ月のシーズンで60ラウンドもこなした。完全にゴルフを優先した生活になっていましたね(笑) おかげさまでベストスコアは75まで到達できましたが、ゴルフにハマりすぎると本業のスキーに支障(腰痛)をきたしてしまうことも・・・。ここ十数年は主にスキーを優先、自分にとっていいバランスでゴルフを楽しんでいます」。
“スキー界のレジェンド”、葛西さんのスイングはまさにアスリートだ。若い頃は300ヤードを超えていたというドライバーショットは、さすがの飛距離を誇っているが、ドライバーがスコアメイクのキーポイントにもなっている。
「ドライバーさえまとまれば70台後半でなんとかプレーはできる、私のゴルフはドライバーが真っ直ぐ飛ばせるか否かで決まります(笑)。
そんなウィークポイントを解消するために「DX-001」でフィッティング。これまでいわゆる高慣性モーメントの重量級ヘッドを使用していた葛西さんは、軽量ヘッド「DX-001」の圧倒的な振りやすさに驚く。
「50歳を超え軽量シャフトに注目し、40g台のモデルも試したことがありましたが結果はイマイチ。ヘッド重量とのバランスが振りやすさに直結するんだと納得でした」。
アイアンは「TB-7 FORGED」をセレクト。
「自分にあったスペックであり、尚且つ打感や振りやすさなど自分にとっていいフィーリングを与えてくれるクラブが大切なんだと感じました」と14fieldのフィッティングの感想を話してくれた。
そして葛西さんが待望していた“フォーティーンのウェッジ”だ。
「想像以上のフェースへの食いつき感はもちろん、多くを語りすぎないようなシンプルなデザインがいい。さすがフォーティーンのウェッジだと感じます」。
葛西さんは9月に発売のスピンウェッジ「FRZ」をセッティングする。
「プロのようなスピンは憧れ、“ギャンギャン”スピンショットを打っていきたい」。
フォーティーンのクラブをセッティングして、目指すはもちろんベストスコア75の更新だ。パープレー、アンダーを達成したい。
「ジャンプとゴルフが通じるのは、理想を追求しても(意気込んでも)、それが思うように実現できないことです。勝負のかかった1本のジャンプでK点越えを狙う感覚と、勝負どころでバーディやパーを狙う感覚は不思議と似ていまし、意気込みすぎて力んでも望む結果はほぼ生まれない。簡単ではありません。でも挑戦を続けていると、ジャンプもゴルフも“ゾーン”に入る瞬間はあり、ベストパフォーマンスのチャンスは訪れる。とくにゴルフではフォーティーンのクラブをセッティングできたのだから、その瞬間を確実に逃さないようにしたいです」。
葛西さんからベストスコア更新の朗報が来ることを期待したい。。