2025年秋発売予定の
新作ドライバー、
試打敢行!
アマチュアゴルファーに一番近いメーカーであることが、
フォーティーンが掲げる大切な企業ポリシー。
だからこそ開発中のシークレットクラブだって、
リアルなアマチュアによる試打を重ねたい!というのが開発の想い。
フォーティーンフェスタでは来秋発売予定、
まだ登録前のプロトタイプドライバーのテストを敢行。
ターゲットプレーヤーを
明確に定めた
ラインナップ展開を予定
※登録前のプロトタイプにてクラブ写真には一部モザイク処理があります。
フォーティーンフェスタが開催された静ヒルズカントリークラブのドライビングレンジでは、開発部がトラックマンを設置して陣取る個室試打ルームにて、開発中のプロトタイプドライバーが2本用意されていた。このモデルの詳細は、メルマガ取材班はもちろんスタッフにも知らされていない。聞くとイベントに集まっていただいた熱心なアマチュアのテストから得た貴重な意見をフィードバックし、改善点はこれから行う最終段階のブラッシュアップ工程に活かされていくとのことだ。まずはプロトタイプ2本のプロフィールを紹介しよう。
一つ目はフォーティーンらしいフォルムが特徴。「CT-112」など過去の名器に見られた洋梨型形状で、長くフォーティーンを愛用するゴルファーは“懐かしい”や“慣れ親しみ”が感じられるかもしれない。試打スペックのシャフトは46インチ、まさに『長尺のフォーティーン』らしさを彷彿させる飛距離重視のドライバーだろうか・・・。
「このプロトタイプは、主に“つかまり”をテーマにした開発モデルです。スピンを必要以上に落とさず、ボールをやさしくクラブの力で飛ばせる機能に特化しています」と話すのは開発を担当する戸丸崇。
二つ目は投影面積が大きめ。昨今、海外メーカーのモデルによく見られるような寛容性や直進性が追求されたような印象に感じる。その印象を言い換えると、フォーティーンらしさが感じられない新境地のモデルであるともいえる。
「その印象どおりで、いわゆる『MAX』系をテーマとして開発されています。機能的には、直進性やミスヒットへの強さはもちろんですが、主に左へ引っ掛けづらさがあり、それによって安心して打っていけるゴルファーに向けたモデルだと言えます」。
それぞれに確実な機能差がある2モデルなのは間違いない。複数人のテスト結果においても、プレーヤーが求めるニーズによって、それぞれのモデルで如実にパフォーマンスの差が現れた。この2モデルの開発意図について聞いてみた。
「まだ、この段階で全てを明かせませんが、ただ一つ言えるのは、ドライバーというクラブにおいて、フェースの反発性能や慣性モーメント、そしてシャフト長さと飛距離性能に大きく関与する要素にルール上の制限がかけられている以上、機能的な飛距離進化をカタチにすることは難しい。だからこそ、フォーティーンの開発コンセプトが今の時代にこそ発揮できると、私はこのドライバーに手応えを感じています」。
フォーティーンの開発コンセプトといえば・・・ターゲットプレーヤーを明確にすること。汎用性を求めるのではなく、ターゲットとなる一人のゴルファーに確実なステップアップを導けるパフォーマンスを追求するからこそ、他社にはない『積極的に性能を追求できる(ターゲットプレーヤーに対して)モデル』を生み出すことができる。今、各社のドライバーは多種ラインアップが当たり前になったが、フォーティーンのドライバーもいよいよそんな展開が期待される。そしてその一つひとつに明確なターゲットプレーヤーが設定され、意味あるパフォーマンスが備わっていることだろう。フォーティーンフェスタで披露された2つのプロトタイプドライバーの性能が、そう物語っていた。