2020/01/14

KAZゴルフスタイル Vol.1

KAZのいけてるカレッジ

kdesignデザイナーであり、GB(ゴルフバカ)を自称するKAZこと高倉一浩が独自の視点でイケてるゴルフスタイルを考察して発信していきます。
聞き手:竹内佑太(フォーティーンスタッフ)

Vol.1 はじめまして、 kdesignデザイナー 高倉一浩です

―― KAZさん、ようこそフォーティーンメールマガジンへ。これからメルマガ新コーナーをkdesignデザイナー、KAZさんこと高倉一浩さんにご担当していただきます。

KAZ よろしくお願いします。そしてまずは、フォーティーンメルマガ登録者の皆様、はじめまして。オンラインショップ限定で販売されているフォーティーンのファッションブランド「Fourteen by kdesign」をデザインする高倉一浩です。あまり堅苦しいのは性に合わないので、KAZで覚えていただけると嬉しいです。このコーナーを通じて、新たなゴルフファッションの気づきや、格好良さのポイントなど、通常のゴルフメディアでは見ることができないゴルフスタイル感を自由に発信していければと思っております。



―― では、まずはKAZさんのファッションデザイナーとしてのプロフィールからお聞きかせください。

KAZ 大学卒業後、服好きが高じて92年にアパレル企業に入社したのがきっかけです。そこでアパレルのゴルフブランドに関わり、営業・生産・MD(マーチャンダイジング)を担当。03年にデザイナーとして独立して、IZREEL(イズリール)を設立しました。IZREELでは04年より積極的に有名海外展示会に出展。日本とイタリアを行ったり来たりで多忙を極めていました。その中で、デュベティカ、ビリドゥーエなどファッションブランドのデザインやディレクションも担当しました。

高倉一浩

たかくらかずひろ、神奈川県出身。2003年5月、IZREEL(イズリール)を設立し、デザイナーとしてデビュー。IZREELとは、「Is Real」であり、「本物である」という意志表示である。海外展示会に積極的に出展し、2005年6月には、イタリア(フィレンツェ)で開催されるPitti immagine uomoよりスカウトを受けて、以降5シーズン出展。同時にミラノショウルームと契約し、世界の有力セレクトショップでの取り扱いが始まる。2007年9月には、初のランウェイショウとなる東京コレクションに参加。以降7シーズン作品発表をする。

並行して国内外のブランドのデザイン、ディレクションを請け負う。

DUVETICA(2005−2010)、BIGLIDUE(2009-2010)、The suit company (2010−2012)、Onitsuka tiger(2011−2013)

2013年より「フォーマルストリートミックス」をテーマに掲げ、タキシードのレンタル、コスチュームのオーダーを主体としたビジネスモデルに転換。揺らがない世界観を継続し、ブランド事業を展開中。

2019年よりFourteen by kdesignをリリース。ゴルフとファッションの融合に独自の感性で世界観を構築し始めている。

―― KAZさんはGB(ゴルフバカ)を自称するほどのゴルフ好きですが、ゴルフをスタートさせたのはいつですか?

KAZ 92年に入社した企業でゴルフアパレルに関わった時ですね。すぐにその魅力に取り憑かれて、年間20〜30回はラウンドしていました。独立する前後10年、仕事が多忙でゴルフから離れましたが、09年にテーラーメイド「R9」に惹かれて購入したことを皮切りにゴルフを再開。年間100ラウンドするほど没頭しました。そんな中で、デザイナーとしてアコーディアゴルフや某人気ゴルフアパレルなど、ゴルフ関連のブランドディレクションをさせてもらう機会も得ました。そしてフォーティーンさんのkdesignのデザイナーとして、今もゴルフと関わったデザインを担当できるのは、一人のゴルファーとして感慨深いものがあります。

―― では第一回目の最後の質問は、フォーティーンとの出会いについてお願いします。

KAZ 今から7年前。友人のQPさんこと関雅史プロが、ゴルフ雑誌の企画取材でアマチュアモニターとして誘ってくれ、その場を担当したライターさんが、たまたまフォーティーンさんのメルマガも担当されていて、「TC-777フォージド」のインプレッションに誘っていただいたことがきっかけでした。このアイアンに陶酔してしまった私は、フォーティーンのギアにすっかりハマってしまい・・・。共通の知人を通して知り合った池田さん(企画・マーケティング担当)から、ウェッジやハイブリッドなど沢山購入させていただきました(笑)。池田さんとは石岡ゴルフ倶楽部の練習場で会ったり、西麻布の交差点で会ったり、いきなりステーキ目黒店で会ったり(笑)と、とにかく偶然に再会することが多かった。運命的偶然が重なったこともあり、今後私がフォーティーンアパレルのお手伝いできませんか?と打診。ちょうどアパレルの方向性を模索されていたこともあり、晴れてFourteen by kdesignの発足に至りました。テーマとしたのは、(真剣な好奇心)。

ゴルフを知り尽くすフォーティーンが提案する、ゴルファーのためのゴルフファッションブランドであること、ですね。ギアにも通じる哲学を表現していくことが使命だと感じています。

次回、3/14配信号ではKAZさんが独自の視点で、イケてるゴルフスタイルの在り方を提案。そこには「外しの美学」が存在していました。

■Pick Up the kdesign!■

完全オリジナル生地の存在感溢れるキャディバッグ

IZREELデザインの衣装でも採用するオリジナル生地「カモゼブラジャカード」を採用した、深みのあるラグジュアリー感を表現したキャディバッグです。ゴルフスタイルに存在感というアクセントを加えられる1本はいかがですか。