ウェッジの命 ソールの秘密
ドラコン協議に挑戦する名物スタッフ、竹内佑太が自らもフォーティーンから学んだ知って納得のクラブ学を紹介していきます。
『フォーティーンの竹内佑太です。 このコーナーでは私がフォーティーンに入社して学んだ まさに知れば納得のゴルフクラブ学をご紹介していきます。』
ウェッジの命 ソールの秘密
フォーティーンのウェッジは、そのスピン性能が高く評価されています。第2回で紹介しましたように、フェース面の平面精度、スコアラインのエッジ精度、そしてボールの飛球線下に質のいいボールコンタクトができるウェッジの『スピンの三大要素』を満たしていることが、フォーティーンのウェッジ力そのものなのです。さて今回はボールへのコンタクトの話。スピンのかかる質のいいボールコンタクトを実現させてくれるのって、ソールだということをご存知でしたか。
ウェッジやアイアンはソールが地面とコンタクトし、その二つが反発し合うことで“抜けの良さ”をパフォーマンス化します。とくにウェッジの場合、プレーヤーそれぞれショートゲームのスタイルが根本的に異なるため、一つのソールタイプでは全てをカバーすることは不可能。フォーティーンのオリジナルソールの数々はそれぞれターゲットを明確にし、パフォーマンスを研ぎ澄ましているため、ショット用途(スキル)やターゲットプレーヤーに応じて、質のいいボールコンタクトをご提供できるのです。
テクニック重視 ツアーモデル系ソール
最も標準的なソール形状。リーディングエッジが鋭角なため、テクニックが使いやすい反面、シビアなヘッドコントロールを要します。
搭載モデル
●RM-4(Sソール、Hソール)
●FH forged V1
●RM カスタム(RTソール、Rソール、Wソール)
●RM-22 カスタム(デルタソール、Hソール)
寛容性でテクニックをサポート リッジソール
ツアー系ソールにやさしさを加えたソールです。リーディングエッジ側にバンスの強い幅狭ソール“バンパー”を持つことで、地面に刺さりすぎない「やさしさ」を演出します。
搭載モデル
●DJ-33、DJ-4
●RM22 カスタム(リッジソール)
とにかくダフリに強い キャニオンソール
バンパーが適度にライを受け止めながらヘッドをボールの下に入り込ませ、渓谷となっている窪み部後方で地面をしっかりと受け止めて深く潜らせず、ヘッドが跳ね上がってくれます。フォーティーンが編み出した最もダフリに強いソールです。
搭載モデル
●C-036