HI-540 FORGED product column

全英オープンを制した「HI-858」を筆頭に、数々の中空アイアンの名器を生み出してきたフォーティーン。

中空アイアンのパイオニアとしてその構造的メリットを研ぎ澄まし、 現代ゴルフに必要とされている超実戦力を「HI-540フォージド」で提案する。

中空アイアンにしか 成し得ないパフォーマンス

かつてアイアンの中空化という画期的構造を生み出したフォーティーン。ヘッドの内部に空間を作り出すことで、ヘッドを大型化することができ、それまでに成し得なかった深重心化を実現することができた。主にロングアイアンでその構造的な相性を発揮され、中空大型ヘッドとマッチングのいいシャフト長さ（従来よりも長尺化）で、圧倒的な打ちやすさを生み出し、また中空構造によるフェースの薄肉化と深重心化の恩恵として発揮される反発力の高さにより、飛距離性能に優位性を誇った。この構造的メリットを現代ゴルフに必要とされる超実戦力として形にしたのが、新作「HI-540フォージド」なのである。

中空アイアン構造の深重心ヘッドは、トップブレード、リーディングエッジ、重心点の三角形の比率を高めた、その恩恵として反発を高めることが可能。「HI-540フォージド」はその反発力がボールを上げるというベクトルに生かされている。

飛距離＝低スピン化、 現代ゴルフがもたらした ミドルロフトエリアの難しさ

この15年余りでアイアンはストロングロフト化を著しく辿り、27度がスタンダードロフトだった5番アイアンは今では約21度という設定に、7番アイアンで約25度という、かつての5番アイアンを凌駕する飛びの番手ロフト設定が定番になっている。『ぶっ飛びアイアン』という言葉も生み出され、とにかくドライバーだけでなくアイアンも飛びの進化を歩んできた。ストロングロフト化による“ロフトが立つ”という現象はもちろん飛びに有利だが、但しそれに比例して弾道のスピン性能を減衰させている現象もつきまとう。加えて最新ゴルフボールの低スピン化も重なり、とにかく弾道が上がりづらい状況を作り出しているのである。

ストロングロフト化が進んだアイアンでは、ロングアイアンだけでなくミドルロフトエリアで顕著に弾道の上がりづらさが生じ、それを打ちこなすためのアスリート的なヘッドスピードが要求されるようになっているのだ。

ミドルロフトエリアを 戦略的にユーティリティ化し、「狙う」という大切な打ち応え

アイアンのストロングロフト化により、ロングアイアンはもちろんミドルアイアンの一部までセッティングから外し、ショートウッドやユーティリティなどを賢く導入して、弾道の上がりにくさを克服する傾向が一般化している。が、アイアンというクラブの本来の機能である“狙いやすさ”を妥協しなければいけない残念な選択を、現代ゴルフの飛びは残酷にも要求していることを意味していると言える。

冨永浩プロは「中空アイアンのボールを上げる、というやさしさと飛距離性能はもちろん、アイアン本来の顔の良さ、打ち応えが備わっていて、フィーリングがいい。フォーティーンのギアはプレーヤビリティに優れている」と評する。

そんな状況を打破するために生み出されたのが「HI-540フォージド」、ミドルロフトエリアを戦略的にユーティリティ化できる中空アイアン3本セットである。得意とする中空アイアンの深重心化と反発性能の高さは、弾道を上げるベクトルとして働くため、本来のミドルアイアンの高さを取り戻すことができたのである。ボールが上がるということは、安定したスピンも得られることを意味し、グリーンに止めることができる。つまり“狙う”ショットを可能にすることで、スコアメイキングに大いに貢献するのである。

フォーティーンからのメッセージ

フォーティーンはショートウッドやユーティリティを導入する同じ感覚で「HI-540フォージド」の採用をご検討していただきたいと願っています。ボールを上げる、やさしく飛ばすというショートウッドやユーティリティの導入動機を機能化しながら、アイアン本来の“狙う”フィーリングや打ち応えのよさも、私たちが得意とする中空アイアン構造なら成し得ることができるのです。スコアメイクの鍵を担うミドルロフトエリアを戦略的にアップデートしていただける超実戦型3本セットをぜひお試しください。