KAZゴルフスタイル Vol.3
kdesignデザイナーであり、GB(ゴルフバカ)を自称するKAZこと高倉一浩が独自の視点でイケてるゴルフスタイルを考察して発信していきます。
聞き手:竹内佑太(フォーティーンスタッフ)
Vol.3 改めてゴルフシーンの襟を正してみませんか。
―― KAZさん、今日はどんなイケてるゴルフスタイルをお話ししていただけますか。
KAZ 今日はジャケットについて話をさせていただこうかなって思います。ゴルファーにとってジャケットは、切っても切り離せない存在です。元来、ゴルフ場(クラブハウスに入る)に行く際には、ジャケットの着用は義務になっています。倶楽部ライフを楽しむ場に相応しい格好であるべきマナーという観点のもと、ゴルファーは遵守するべきルールだと思います。ただ・・・・、
―― ただ?
KAZ 昨今、ゴルフはカジュアル化にありますよね。ゴルフへのハードルが下がり、裾野が広がったようで、とてもいいことだと私は個人的に思います。それとともに、どんどんゴルフの着こなし方もカジュアル化が進み、ライトなスタイルが目立つようになりました。私はそれ自体が悪いとは思いません。が、襟を正すじゃないですが、ジャケットを来てゴルフ場に行くという、当たり前な意識を一人のゴルファーとして持っていたいな、と考えています。
―― その考えは私も同じです。ゴルファーたるもの身嗜みは整えておきたい、その意識は誰もが持つモラルだと思います。
KAZ そんな思いもあり、Fourteen by kdesignでは、新たにオーダーメイドジャケットをご提供できる準備が整いました。アパレルブランドではないフォーティーンとして、何を展開することがブランドの価値観を落とさず、特別感を提供できご支持をいただけるか。様々な模索をした中、「オーダーメイド」という結論に辿りつきました。
Fourteen by kdesign STRETCH TAILORED ORDER JACKET
―― クラブメーカーのフォーティーンが、オーダーメイドジャケットを展開するのですね。これは今までにない取り組み。他のゴルフアパレルでもなかなかありません。
KAZ 「RM」のカスタムウェッジと全く同じ取り組みです(笑)。ジャケットのいい着こなしのポイントはずばり『ジャストサイズであること』。デザイナーである私が直に採寸し、ベストな仕立てを提供します。また注目していただきたいのは生地素材が選べることです。ジャージー、ナイロン、ウールからお好きな着心地を選ぶことができますが、私がオススメしたいのは「ジャージー」です。
―― ジャージー素材の良さとは何ですか?
KAZ 吸汗速乾であること、そしてシワにならないこと、着心地が快適など、イージーケアであることです。スポーツテイストな生地でありながら、うまくテーラードジャケットに仕立てているところが、他にはない提案です。私がオーダーメイド衣装を展開するIZREEL(イズリール)と同じ縫製工場による仕立てですが、ジャージーという素材選定は職人たちに驚かれました。
―― とてもジャージーに見えないほど、美しい仕立てですよね。
KAZ ぜひ、チャレンジしていただきたいです。予約(下記リンクから)をいただけると、日程を調整してフィッティング、という流れになります。素材生地を選び、カラーを選択。裏地の柄、色もお好きなものをセレクトしていただけます。ボタンホールのカラーやメタルボタンも様々なラインナップから自在に選ぶことができます。
―― オーダーメイドでジャケットを作った経験がなく、価格が気になります。
KAZ 58000円〜となります。
―― 予想したよりも、リーズナブルで驚きました。
KAZ IZREELブランドではご提供できない価格です(笑) 「良質なものをわかっていただける方に、最高品質をできるだけ低価格でお届けしたい」。フォーティーンさんの企業精神、努力だからできたサービスだと言えますね。ゴルフ場へ行かれる際、ウェアの上に羽織る1枚にいかがでしょうか。もちろん普段着としてもありですし、フルに活用をいただけるはずです。オーダーメイドジャケットをフォーティーンというゴルフブランドで仕立てるという、ゴルファーの価値観を感じていただけると、私は嬉しく思います。