2020/10/14

「TB-5 FORGED」の開発ストーリー

「TB-5 FORGED」の 開発ストーリー

やさしさと打感の兼備を
より極めた新形状、
シアターブレード。

11月6日に発売となる軟鉄鍛造アイアン「TB-5フォージド」が到達できた新たなるアイアンの形・シアターブレードの開発経緯とパフォーマンスをご紹介させていただきたい。

新たなる境地を実現する
常識を覆した発想

単一素材で構成された軟鉄鍛造アイアンの最大メリットは打感を追求できることにあります。混じり気のない鉄のやわらかさがインパクトから手に伝える感触は、ゴルファーの持つフィーリングからアイアンショットのパフォーマンスアップを促進させる力があるのです。とくに熟練度の高いベテランゴルファーにとって、やわらかな“打感”はアイアン選びで外せない要素であることは間違いありません。

フォーティーンはそんなニーズに応えるべく創始者である竹林隆光の意志の元、単一素材の軟鉄鍛造アイアンでやさしさにこだわるセミラージヘッドの5シリーズとして他に先駆けて展開してきました。我々が最も得意とする緻密な重心設計とともに、機能とフィーリングの兼備を欲するベテランゴルファーのニーズに応えてきました。ただ、これまで以上の5シリーズの軟鉄鍛造アイアン・最新モデルを開発するにあたり、企画担当者から一つの仮説が上がりました。

キャビティ構造限界説―――。

アイアンのバックフェース部を大きく、くり抜いた凹形状“キャビティ構造”はやさしさの象徴です。肉厚を削ぎ落とし重心設計の自由度に貢献しますが、単一素材の軟鉄鍛造アイアンにとっては、そんなキャビティ構造にも限界が生じてきていることは、これまでのアイアン作りの中で十二分にわかっていることでした。新たな境地に辿り着くために必要とした課題、それはこれまでの常識であるキャビティ構造を覆す、という未知なる開発に着手することだったのです。

キャビティを超える形状とは、難題のテーマに立ち向かった。

打感のやわらかさ=
フェースの肉厚

テーマとしたのは、5シリーズというやさしさのセミラージヘッドで、さらなる打感のやわらかさを追求することでした。ヒントとなったのは、打感のやわらかさの頂点、マッスルバック形状。マッスルバックとキャビティの決定的な違いは打点におけるその肉厚の厚さ。鉄の無垢な塊で構成されるマッスルバックは、その打点の肉厚の厚みが打感のやわらかさに直結している絶対的な特徴があり、発想するべき新形状はマッスルバックと同等な打感でありながら、やさしさを機能化できる新発想の形状でした。

キャビティを超えたシアターブレード、「TB-5フォージド」。

キャビティを超えたシアターブレード、「TB-5フォージド」。

試行錯誤を繰り返して、辿り着いた結論はフィーリングのマッスルバックとやさしさのキャビティの複合形。キャビティ部の段差をなくし、シアター(劇場)のようにフェース厚をフローさせることで手に伝わる振動と重心を制御できたのです。ベテランゴルファーが軟鉄鍛造に求めるやわらかな打感とボールが上がるやさしさを両立させた、“シアターブレード”の「TB-5フォージド」が完成しました。

上からみたTB5
横からみたTB5
正面からみたTB5

セミラージヘッドでやさしさを強調しながら、
シャープ感が際立った形状を持つ、
まさに“狼の皮をかぶった羊”である。

フォーティーンでは常々、常識に囚われない考えを創業以来の社のテーマとしています。そしてプロダクト開発ではターゲットであるゴルファーを明確に定め、ゴルフスタイルやプレーシーンに寄り添った的確なパフォーマンスを追求することを約束事にしています。新作「TB-5フォージド」はフォーティーンが重きを置くテーマが結集された力作。打感の柔らかさとやさしさの兼備を求めるベテランゴルファーのアイアンショットのニーズを、これまでにない次元の完成度でご提供できることを約束します。これまでにない斬新なデザインに注目していただきながら、新形状がもたらす打ち味をご堪能ください。