TB-5 FORGED
VS
GelongD IX-001

フォーティーンの新製品は役割を担って生まれてくる。
それはターゲットプレーヤーが明確であり、パフォーマンスを追求できるからだ。
今回は吉田洋一郎コーチが2つの新アイアンを打ち比べカテゴリ別でインプレッション、
フォーティーンファンの皆様にとってベストなモデルに導いていく。

VS!形状
ゴルフクラブの『形状』は非常に大切な機能を担っています。構えた瞬間に機能を感じる要素であると同時に、構えやすいか、構えいくいかで、その後のパフォーマンスそのものに影響を及ぼします。“クラブは美しくなければならない”、ポリシーを持つフォーティーンのクラブはどれも美しく、中上級者はとても安心して構えられますよね。
![[TB-5フォージド]
シャープ感の中にもやさしさが
うまく表現されている
セミラージヘッドながらシャープなトップブレードで引き締まった形状が特徴。見た目のシャープさの中にもネック部にほどよい懐があって、ボールのつかまりの良さをイメージさせてくれます。ラインの出しやすさとやさしさが兼備されており、私的にはとても構えやすいと感じました。](/img/article/img_94_970e6264.jpeg)
VS
あなたはどちら派?
![[ゲロンD IX-001]
ぶっ飛びそうな雰囲気と
異質感な本格派
番手とクラブコンセプトを聞かされていない段階では、非常にコンパクトで引き締まった本格派だなと感じます。コンパクトヘッドですがトップブレードのほどよい厚み感がヘッドの安定性を感じ、最下スコアラインのカラーリングとのマッチングでスクエア感がイメージできる、バランスに優れた形状です。](/img/article/img_94_5170c35d.jpeg)
VS!フィーリング
ここで言うフィーリングとは、インパクトにおけるヘッドの『操作性』や『打感』を意味します。『操作性』はボールへの当てやすさや弾道のコントロール性、『打感』はインパクトから得られるフィードバックで、アイアンというクラブにおいては機能を決定づける重要な要素を担っています。

![[ゲロンD IX-001]
弾く=ボールを潰す打感、
スピード感のある振り抜き
精悍なヘッドから放たれる初速が凄まじく、インパクトの弾き感の強さが手に伝わります。プレーヤーによってはボールが潰れる感触を打感のやわらかさと感じる方もいらっしゃると思います。コンパクトヘッドでしっかり打ち込んでいけるがソールの抜けが良く、スピード感のある振り抜きで、ワンランク上の打ち応えが体感できます。](/img/article/img_94_ec444f6c.jpeg)
VS!弾道
アイアンというクラブはあくまでグリーンを狙うクラブ、という使命がある以上は、モデル毎に飛距離性能や弾道の強さが異なっても、高さを確保する必要性があります。弾道の高さを担うのは、インパクトの打ち出しの高さ、ボールに与えるスピン量で決定づけられます。

[TB-5フォージド]
シャープな見た目に
ギャップのある高さ
「TB-5フォージド」は軟鉄鍛造ならではのシャープ感が際立つヘッドですが、打てばそのやさしさに誰もがギャップを感じてしまうと思います。弾道の高さはもちろん確保されていて、グリーンにしっかり止めることができる。ヘッドスピード40m/s前後のプレーヤーがストレスなくグリーンを狙っていけます。
![[ゲロンD IX-001]
凄まじい初速が
ボールの高さにも貢献する
飛び方がとにかく速く強い。インパクトで放たれたボール初速の速さで、一気に最高到達点までボールを上げていくような強高弾道が魅力的です。番手、すなわちロフト角が及ぼす高さ+αは確保されている印象。ロフト角における高さ、そして飛距離を自分でうまくリンクさせることで新感覚のゴルフが楽しめます。](/img/article/img_94_c400648e.jpeg)
Judge!!
やさしさで安定性を約束する「TB」、
飛距離でプレーを活性化する「IX」
フォーティーンの新作アイアン2モデルは、いわゆる中上級者プレーヤーをターゲットにしています。「TB」はフィーリングを重視しながらも、やさしさを兼備させているため、多くのプレーヤーのアイアンショットに確実な安定性を与えてくれます。対して「IX」はトップクラスの飛距離性能が、これまでに味わったことのないアイアンショットの可能性を広げてくれる、とくに飛距離に苦戦されるベテランプレーヤーの皆様は注目です。