プロダクト開発の
ターゲットプレーヤーを
明かそう！

アクティブシニアゴルファー
福田健蔵さん × GelongD IX-001

フォーティーンのプロダクトには必ずターゲットゴルファーが存在する。
今回、ご紹介するのは「GelongD IX-001」の企画・発想の源となった人物。
年齢を重ね、誰もが必ず訪れる飛距離ダウン・・・・。
アイアンの飛距離に苦戦されている一人のシニアゴルファーを
ギアで救いたかった、という話です。

リアルな現場から開発すべき
プロダクトを発見できるのが
私たちフォーティーン

プロダクト企画担当の池田です。いつもフォーティーンメディアをご覧いただきありがとうございます。今回は競技系飛び系アイアン「GelongD IX-001」が生まれるきっかけとなったアクティブシニアゴルファー、福田健蔵さんのお話をさせていただきます。
福田さんは年齢75歳、ドラコン競技では最高315ヤードの記録を持つスーパーアクティブシニアゴルファーです。フォーティーンがドラコン競技に協賛した経緯で知り合った福田さんとはこれまでゴルフで交友を重ねてきた仲。豪快でキレのあるショットが象徴でしたが、アイアンショットに首を傾げる姿が目立ってきました。

「13年前に知人の影響でドラコン競技をスタートし、フィジカルトレーニングにも積極的に取り組んで、プライベートラウンドでも270ヤードぐらいは飛ばせるようになりました。ただ今から3年前ぐらいに、思うように飛ばせなくなりました。年齢には勝てないんですかね、今ではドライバーで230ヤードぐらいです」（福田さん）
　
　ドライバーで230ヤード、75歳の年齢を考えれば決して飛ばなくはありません。ただドライバーの飛距離が落ちれば自ずとアイアンの飛距離も落ちます。それまで160ヤードを7番アイアンで狙っていた福田さんにとって、慣れ親しんだ距離と番手のマッチングを諦める苦渋を強いられていました。
フォーティーンのプロダクトはターゲットプレーヤーが存在します。これまで竹林（創設者・竹林隆光）がそうであったように、リアルな現場から必要とされるクラブ像を見つけ出すのがフォーティーン。飛距離の苦戦されている福田さん、そしてその先にいらっしゃる同じ境遇のプレーヤーの皆さんの苦戦をなんとか解決できるギアを開発できないかと感じました。

ユーティリティ化した
一般的な飛び系アイアンでは
馴染めない
熟練ゴルファーたちのために

　「これまで私も何度か〝飛び系アイアン〞にトライしようと研究しましたが、それらはなんとなくアイアンというよりはユーティリティ形状であり、飛ぶのはわかるけどただ飛ぶだけのアイアンはゴメンだなと。昨秋から使い始めたこの『GelongD IX-001』はとても形状がシャープで打ち応えもソリッド。これまで使っていた軟鉄鍛造アイアンと何ら変わりない打ち応えで馴染むことができました。仲間たちからも急にアイアンが飛ぶようになったから、羨ましがられてね（笑）。フォーティーンのクラブだって自慢したら、多くの仲間たちはウェッジしか知らなかった。こんなにいいクラブがあるんだよって、誇らしげになれましたよ」（福田さん）


　「GelongD」シリーズは、これまでフォーティーンが長尺ドライバーで飛距離を追求してきたディス
タンスブランドであり、『IX-001』は市場で支持を得ている飛び系アイアンカテゴリに入るプロダクトになります。ただ、他のモデルと一線を画すのは『IX-001』がアスリートテイストであり、しっかりターゲットプレーヤーを定めて開発されていることです。アクティブシニアゴルファーの福田さんをターゲットのその人とした時、長年磨いてきたショット技術に応じる機能を特化させる必要があった。形状はシャープだが中空構造で、ほどよいやさしさを担保し、ダウンブローに応えるバンス効果が発揮されるラウンドソールとしました。

　〝飛び系アイアン〞を採用する本来の意義は、ドライバーのような飛ばし合いではなく、これまでのゴルフキャリアで慣れ親しんだ番手＝距離を取り戻すためにあります。かつて競技ゴルフで培ってきたゴルフスキルを持つ福田さんのようなアクティブシニアゴルファーのために機能追及したプロダクトが「GelongD IX-001」。切れ味のあるダウンブローに応える鋭い高弾道とかつての飛距離を蘇らせてくれるアイアンだ。