FR-3 episode
パフォーマンス編

フォーティーンの製品には必ずターゲットゴルファーが存在し、
とことん機能追求していくことで新性能を生み出す。
新モデル「FR-3」はとことんバンカーショットに強いウェッジ、
ターゲットプレーヤーはバンカーが苦手な自分だと思っている
営業部の松本清斗が新ウェッジの新機能を紐解いていく。

[FR-3のパフォーマンス]
刺せる! 跳ねさせる!
“Wバウンス効果”の
新キャニオンソールで
バンカーが簡単になる
4月17日に新発売される「FR-3」、バンカーショットをシンプルにさせるイージーウェッジのパフォーマンスを引き続き、営業部の松本清斗がレポートします。
バンカーショットの成功の秘訣は、ソールを効果的に使うことが絶対だ。だからこそ、セットアップの心がけとして、サンドウェッジの“フェースを開く”ことでソール効果(バウンス効果)を高める必要がある。ただ多くのアマチュアゴルファーにとってフェースを開くことは容易ではない。フェースを開いて起こりうる不安定要素が怖いし、それへの成功体験がない。できればシンプルにスクエアに構えてシンプルに打ちたい、それを実践したいのが本音だ・・・。




フォーティーンで軟鉄単一素材構造の鍛造モデルの開発を担当する“鉄人”こと黒澤孝康さんは、バンカーショットが難しい理由をこう語ってくれた。
「バンカーショットが苦手なアマチュアゴルファーの皆さんは、まさにウェッジのソールをうまく使えていないことが考えられます。クラブが砂面に接触する際にソールのバウンス効果を活かせず、砂がもろにヘッドへの抵抗となるため、ヘッドスピードを減速してしまうことが、ボールが飛ばせず脱出できない原因です」(黒澤)。
つまりウェッジを開いて構えられない私にとって致命的だ。

イージーウェッジの新モデル「FR-3」のソール効果について聞いてみた。
「『C-030』(2015年)から『C-036』、『DJ-6』と進化させてきたフォーティーン独自の渓谷型キャニオンソールの最新型が『FR-3』です。とくにバンカーショットに特化させた新キャニオンソールは、スクエアにセットすることでバウンス効果を最大限に発揮できる設計です」(黒澤)
スクエアに構えられることはアマチュアゴルファーの強みだ。
「『FR-3』はソール前後で異なるバウンス効果を併せ持つ“Wバウンス効果”を搭載。シンプルに砂面へ潜らせやすく、さらにバウンス効果で砂面への抵抗を加えることで、オートマチックにヘッドが抜けていく機能を実現させています」(黒澤)

異なるバウンス効果を持つWバウンス効果?
「まずバンカーショットを成功させるための第一条件として、サンドウェッジのヘッドをボール下の砂に潜らせていく必要があります。その機能を特化させるため、新キャニオンソールのフロント部にはローバウンス効果を発揮。硬い砂面にも刺さりやすい形状とすることで、ボール下にヘッドを潜らせていけ、さらにソール後方へとバウンス効果をアシストさせるのです」。
単純にワイドソールをハイバウンス化させれば、砂面に弾かれる可能性がある。ソール中央部の渓谷部の広さ・深さを最適化させることで、意図的にフロント部のバウンス効果を抑える効果がある。

砂面にうまくヘッドを潜り込ませれば、ここで初めてソール後方部のハイバウンス効果が生きてくる。
「バウンス効果とはソール面が砂面(芝面)と接触した抵抗感をいい、抵抗感が発生するからこそ、ヘッドを推進させる効果を生むのです。ハイバウンスウェッジがバンカーに有効的なのは、砂面と当たるアクションが強いことでヘッドを減速させずに振り切れるから。最もバウンス効果が効きやすいソールバック部へ、うまくアシストできることが新キャニオンソールの最大のミソ。まさにバンカー特化型オートマチックソールたる所以です」。
バンカーがうまく打てないメカニズムを全て克服できる機能を新キャニオンソールは秘めているようだ。




「FR-3」でゴルファーがやるべきことは、スクエアにセットして、ボール手前をダフらせるだけ。実際にそう打ってみると、ヘッドが面白いほど抜けてくれるのが実感できる。ダフることができてもうまく飛ばせなかったボールが、同じようにダフっているのに面白いように簡単に飛ばせるのだ。ボールポジションはセンター、ヘッドが刺さりそうな右足寄りでも全く問題ない。
『新キャニオンソール』のWバウンス効果は、まさにオートマチックソールの極みであり、テクニックを必要としない。成功体験こそが苦手意識克服のスパイスと言われるが、まさにその通り、「FR-3」を手にしたゴルファーはバンカーショットが安心の1打になるだろう。

