フォーティーンの
クラブ哲学
新作FR-5後編

フォーティーンが“スタンダードウェッジ”と
機能をアピールする新作「FR-5」(5月17日発売)。
いつ何時もアマチュアゴルファーのプレーシーンにおける成功を願って
開発された「FR-5」にいかなる機能、そして哲学があるのか。
FR-5
PerformanceⅠ
ウェッジのど真ん中が
必要としたユニバーサルソール

新作「FR-5」が目指したのは、多くのプレーヤーがシンプルに”打ちやすい”と感じるパフォーマンスの汎用性だ。
「フォーティーンには、かつてDJシリーズで完成したソール技術、ユニバーサルソールがあります。スタンダードを目指す新作『FR-5』には最も必要な機能であることは明白でした」(開発担当・黒澤孝康)
ユニバーサルソールはリーディングエッジに寛容性を持たせたバンパー(受け)機能があまりにも秀逸。ヘッドのあらゆる入射に対して、バンパーが地面に触れた瞬間にソール中央へ地面コンタクトを連動させ、ほどよいバウンス効果で、“つるっ”と抜ける感じを与えてくれる。

「基本的にスクエアにセットアップして難なく打っていける“シンプルさ”を目指していますが、ソールの働きはしっかりとありながら、フェースを開く・閉じるといったテクニックにも対応できる。あらゆる打ち方をうまくサポートして好結果に導くのがユニバーサルソールの最大の強みです」(黒澤)
フォーティーンの創業者・竹林隆光は『クラブにできることはクラブに任せてほしい』が口癖だった。実際、竹林も率先してやさしいクラブを使い、いつもパープレー前後でラウンドしていた。いいプレーヤーほど自分のスキルにプラスになるクラブを選ぶもの。「FR-5」は多くのゴルファーがクラブ選びの大切さを再認識できる”やさしさ”を体感できる。
FR-5
PerformanceⅡ
グースネックのやさしさ、
ストレート感の構えやすさ

ウェッジやアイアンにおいて、ボールのつかまりやすさを機能化する有効な方法がグースネックだ。シャフト軸よりも後方にフェース面があるため、まるで包み込むようにボールを捉えることができる絶対的”やさしさ”がある。
しかしストレートネックに慣れたゴルファーにとっては、そのやさしさがかえって構えにくさに感じることもある。
「『FR-5』はグースのやさしさとストレートの構えやすさを両立させたフィーリングを独自機能として実現させるために、ネックの緩曲線化に徹底的にこだわりました」(黒澤)

じつは「FR-5」で追求されたネックの曲線美は、フォーティーンの厳しい品質管理があるから実現できたと黒澤は言う。
「製造的にも全てに精度を追求することが難しいネック形状。だから当然、粗製品の懸念があって難形状は設計できない。ただフォーティーンには厳格な検品技術があるからその心配は皆無。『FR-5』は多くのゴルファーが使いやすさ、構えやすさを感じる”スタンダード”に相応しい美しい形状だと自負しています」。
FR-5
PerformanceⅢ
FR PROJECTで進化を歩んだ
スピンパフォーマンス

通常、ウェッジの溝は彫刻で成形されることが一般的だが、新作「FR-5」が選んだ製造方法は”鍛造”である。
「昨今、鍛造製法の技術は飛躍的に進化しており、大量生産品において高い製品精度を実現できるメリットがあります。フェースの平面精度を極限まで高めながら、最高の溝精度を実現できる。『RM-α』や『DJ』シリーズなどフォーティーンの独自設計下における鍛造溝の実績は数多くあり、品質は確実です」(黒澤)
「FR-5」は過去のウェッジと同様市場を牽引するハイスピンウェッジになるべく『FR PROJECT』によって導き出されたデータを基にした独自のレーザーミーリングが採用されている。
「フォーティーンが『MT-28』でスピンウェッジを生み出して以降他が次々に追随してスピン性能を誇示していますが、フォーティーンは負けない。良質なコンディションではいい勝負になるものの、悪いコンディション(ラフやウェットな状態)ほどスピン性能の差が発揮されるのがフォーティーンのウェッジです」(黒澤)
スピンが入ると言うことは弾道の操作性そのものであり、距離感の礎になる。ショートゲームはフォーティーンを選んでいただければ間違いはない。
「FR-5」は、14field高崎・横浜にて先行試打ができます!
ぜひご体感ください。