2025/10/14

11月7日発売の
EASYピュアフォージド、
TB-3 FORGED。

フォーティーン史上、いやフォーティーン的には世界一やさしい鍛造アイアン「TB-3 FORGED」が、いよいよ11月7日から発売される。
このアイアンを楽しみにしていたのは・・・。

一番待ち望んでいたのは、
フォーティーン社長?!

 9月某日、フォーティーンの高崎本社、14fieldにあるテスト打席で、社長の桐谷一郎さんが完成したばかりの「TB-3 FORGED」を打っていた。とても満足気だ。桐谷社長のドライバーのヘッドスピードは約39m/s、アイアンはやさしさのスタンダードとして定着している「TB-5 FORGED」を愛用しているが、悩みがあったと話す。

「TB-3 FORGED」を手にご満悦な桐谷一郎社長。
「TB-3 FORGED」を手にご満悦な桐谷一郎社長。

 「『TB-5』にはとても満足していますが、私のヘッドスピードでは7番アイアンより上の番手で、思ったような距離・高さが出せないのを実感していました。力量に合わないなと残念に思いながらも、ピュアな鍛造アイアンの打感は捨て難い。だから『TB-3』のようなモデルを一人のゴルファーとして待望していました」(桐谷)
 「TB-3 FORGED」は、「TB-5 FORGED」よりさらなるやさしさを目指して開発された新作。開発を担当した黒澤孝康曰く、“世界一やさしい鍛造アイアン”を目指したという。

フォーティーンスタッフは昼休憩時に様々な箇所で練習に励んでいるが、9月は「TB-3 FORGED」をいち早くセッティングした桐谷社長が、トラックマンを設置している打席を独占していた。
フォーティーンスタッフは昼休憩時に様々な箇所で練習に励んでいるが、9月は「TB-3 FORGED」をいち早くセッティングした桐谷社長が、トラックマンを設置している打席を独占していた。

 「TB-3 FORGED」の7番アイアンを打ち、キャリーで140 ヤードが打てる結果に驚いている。「TB-5 FORGED」では打つことができなかった飛距離だ。
 「想定する距離が打てないからといって、今よりストロングロフトにしたとしてもヘッドスピードがないとボールを浮かせられない。ロフト角は維持しつつ、振りやすさによるスピードアップでしっかり飛ばせるのが『TB-3』。気持ちよく振り抜けることが飛距離に直結していること、そしてフォーティーンがやり続けていることは間違っていないんだと、改めて実感しています」。

インパクトにはロフト角にあった適正なスピードが要求される。だからこそ、フォーティーンの全てのクラブは、ターゲットプレーヤーが“振りやすい”と感じる重量と独自のバランス性能にこだわっている。「TB-3 FORGED」のやさしさの源泉は“軽量”であることだ。クラブは振り切れてナンボ。当たり前だが、そこにこだわっているフォーティーンのシンボルのようなモデルだ。

「TB-3 FORGED」は、同じくTBシリーズでラインナップする鍛造アイアン「5」、「7」とのコンボセッティングも可能。ロフト30度(#7)で生まれる打ちやすさの境界線で、どのモデルが打ちやすいか、鍛造アイアンでベストを選べる選択肢が増えた。
「TB-3 FORGED」は、同じくTBシリーズでラインナップする鍛造アイアン「5」、「7」とのコンボセッティングも可能。ロフト30度(#7)で生まれる打ちやすさの境界線で、どのモデルが打ちやすいか、鍛造アイアンでベストを選べる選択肢が増えた。

 さらに打感もいい。桐谷社長が鍛造アイアンを諦められないのは、“打感”が損なわれてしまうからに他ならない。
「『TB-5』よりもヘッドが大きくなって、フェース面が薄くなっているのに、さらに打感がやわらかくなっているのが驚き。開発部の努力に頭が上がりません」(桐谷)
「『TB-5』、『TB-7』はバックフェースのシアターブレードが曲面で構成されているのに対し、『TB-3』は初の多面形状を採用。インパクトの振動を抑えることができ、シリーズで最もソフトな打感を実現しています」(開発・黒澤)

「当初は慣れ親しんだ『TB-5』とのコンボで、『TB-3』を組み込もうと考えていましたが、『TB-3』はショートアイアンの打ちやすさもあり、7-PAまでセッティングしました」(桐谷)
「当初は慣れ親しんだ『TB-5』とのコンボで、『TB-3』を組み込もうと考えていましたが、『TB-3』はショートアイアンの打ちやすさもあり、7-PAまでセッティングしました」(桐谷)

 「『TB-3』は紛れもなくフォーティーン史上、いや全ての鍛造アイアンで一番のやさしさを実現したモデルだと自負しています」(桐谷)
 社長自ら、その機能性に確信を持っている「TB-3 FORGED」。主なターゲットプレーヤーは桐谷社長のようなシニアゴルファーであり、いつまでも鍛造アイアンを使っていたいという願いを叶えるモデルだ。やさしくボールが上がり、飛距離が出せるアイアンは通常、ピュアな鍛造アイアンで開発されることがないだけに、製品カテゴリにおいても世界で唯一無二なプロダクト、11月7日の発売を楽しみにお待ちいただきたい。