DX DRIVER
FITTING REPORT
Ⅱ
吉田洋一郎プロが
事実20ヤードの
飛距離アップに驚愕!

多くのゴルファーはドライバーに対して
“重さ=飛距離”、という飛びの条件のイメージを持っている。
吉田洋一郎プロもその一人、ヘビーなドライバーがエースだ。
軽量のDXドライバーがどうハマるのか・・・。

軽いドライバーは
シニア向けではないのか・・・
「300グラムを切るような軽量帯のドライバーは、主にアマチュアゴルファーのシニア層向けと、ターゲットゴルファーが特定されているイメージがあります」。
そう印象を語るのはスイングコンサルタントの吉田洋一郎プロだ。今回のフィッティングのテーマは、“軽さ”だ。吉田プロが初体験する「DXドライバー」の“軽さ”は、ずばりターゲットゴルファーを特定せず、スピードアップできる物理的優位性があるからだ。ちなみに今、市場のドライバーのヘッド重量は平均200グラム超。「DXドライバー」は180〜190グラムをベースに機能追求しているだけに、20グラムもの差があることを理解したい。
まずは吉田プロが普段から使用している、60グラム台のエースシャフトを「DX-002」に装着してテスト。
「ヘッド重量が約20グラムも軽いと、やはり第一印象が“軽い”です。軽い分、凄く振りやすく、操作性に優れているのを体感できます。昨今の高慣性モーメントモデルのようなヘビーなモデルにありがちな、振り遅れが『DXドライバー』に介在しないですね」。
ヘッド重量の軽さは、純粋に振りやすさとして貢献する。ヘッドスピードがアップできればボール初速のアップも期待できる。ボール初速は1m/sアップできれば、約5ヤードも飛距離アップを可能にできるため、吉田プロもその優位性を「DXドライバー」に実感している。
「軽さが私たち(アスリート系)のような体力のあるゴルファーにもメリットがあると理解しました」。
“重い”が飛ぶは勘違い!
軽さのDXドライバーの
ポテンシャルは計り知れない。


そして「DXドライバー」の真骨頂は、軽量ヘッドだからこそ、軽量シャフトと好相性を実現できることにある。“軽さ”はスイング中のシャフトへの負荷を軽減できるため、ヘッドスピードの速いプレーヤーにもフィッティングできるのが強みだ。40グラムの「FT-4dM」を装着し、一気に20グラムも軽量化させた「DX-002」をテスト。
「いつも通りの力感で振っているのですが、ヘッドスピードがまるで違うし、ボールスピードは6m/sも上がった・・・凄過ぎます。これまで軽量=軟弱という勝手なイメージを持っていた自分が恥ずかしい。PGAツアーのトッププレーヤーたちがドライバーを軽量化させているのは、『飛距離にこだわっている証拠』と、答えが明確になりました」。



DX-002×エースシャフト
ボールスピード66m/s
クラブスピード47m/s
バックスピン1864rpm
キャリー261Y
トータル282Y
↓
20グラムの重量差が
20ヤードもの
飛距離差を生んだ
DX-002×FT-4dM
ボールスピード72m/s
クラブスピード50m/s
バックスピン2048rpm
キャリー278Y
トータル300Y
平均280ヤードの吉田プロが、300ヤード超えを達成。そのスペックは288.8グラムと、これまでのエースに比べて約30グラムも軽量化していた。
「軽量であってもスピン量が増えないのが『DXドライバー』の最大の強みだとも感じました。弾道が強烈です。セッティングの重量フローを気にせず、あくまでティショットギアとして“軽量”“最速”の『DXドライバー』をセットしたい。何より重量フローという固定概念にこだわって20ヤードもの飛距離を犠牲にしたくありません」。
吉田プロ曰く、“常識を超えたフィッティング”というのが、素直な彼の言葉である。かつてフォーティーンは“長尺のフォーティーン”と言われていたが、これからは“軽量のフォーティーン”で覚えたい。軽さのポテンシャルは最大飛距離の実現に、確実に有利だ。