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パフォーマンスを コンビネーションさせた フォーティーンだけの提案 TB COMBO IRON
ゴルフクラブはモデルによって、パフォーマンスの優位性は異なるのは当然だ。理由はターゲットプレーヤーが異なるからであり、それに応じて求めるべきパフォーマンスは異なるからである。やさしさ重視の「TB-5 FORGED」、そして操作性重視の「TB-7 FORGED」、2つの異なる軟鉄鍛造アイアンの優位性を、自在に組み合わせたコンビネーションアイアン「TB COMBO」をフォーティーンは推奨している。営業担当の竹内佑太は、
FOURTEEN Field Extra Edition 営業部・山根一記、 フォーティーンが重視する “お客様視点”の フィッティング論を語る。
――まず「FOURTEEN Field Extra Edition」というイベントのテーマを教えてください。 山根 フォーティーンでは群馬県高崎市のヘッドオフィスを2年前に改装し、全てのプロダクトの開発の拠点とともに、その全てをお試しいただけるフィッティング施設「14Filed」をオープンしました。2年間、多くのお客様が「14Filed」にご来場いただき、まずは感謝致します。その活動の中、コロナ禍なども相まって群馬県が遠方にあるお客様にはなかなかご来場の機会を作れないという多くの声をお聞きしました。「14Filed」を体感したい・体感する機会が得られない、そんなお客様の少しでも近い立地に「14Filed」が出張しよう、というのが「FOURTEEN Field Extra Edition」をスタートさせた経緯でした。
「シンプルじゃなきゃいけない」次世代に繋ぐフォーティーンの新たな挑戦
――フォーティーンはクラブメーカーというイメージがものすごく強くて、アクセサリーやグッズの印象がなかったんです。 でも現在新たなイメージのアクセサリーを製作中と聞いたので、その経緯について教えてください。 長谷川 私達フォーティーンは創業から43年ずっと変わらずデザインを守り続けてきたのですが、変わり続ける時代の変化やお客様の価値に応えようと、フォーティーンらしい『今のカッコいい』を作るプロジェクトを立ち上げました。 ――フォーティーンの新世代のファンの方に向けてリデザインをしたと言う事でしょうか? 長谷川 そうですね。社内の若い世代を中心に、ファッション業界の方などにアドバイスをしてもらい進めています。 ――私のフォーティーンのイメージというと、クラシックな、どちらかと言うと地味な感じの印象だったのが、ちょっとゴシック系のモダンな感じのする印象のグッズにみえるのですが、その辺りのデザインコンセプトを教えてください。 松本 やはりフォーティーンらしいを引き継がなければならないので、今までのシンプルで上質感があるデザインを取り入れながら、新しい世代のかっこいいを融合させました。 ――ロゴやカラーリングのこだわりはありますか? 長谷川 やはり一番は、若い世代にフォーティーンっていいねと感じてもらえるよう、今までのロゴを1回、少し違う形で伝えるという考えで今回のデザインになっています。
リニューアル 二木ゴルフ平塚店に フォーティーン 専用ブースがオープン
湘南・平塚エリアの基幹道路・国道129号線沿いにスタートして35年の歴史ある二木ゴルフ平塚店が、今年4月21日にリニューアルオープン。より多い商品ラインナップをより見やすく、より選びやすい売り場デザインとして、このエリアを動線におくゴルファーのさらなる満足向上を目指したサービスが展開されている。取材に応えてくれたのは丹後紀彦さん、主にクラブコーナーでフィッティング、リペアを担当している。 「コロナ禍の影響もあってゴルフへの若年層や女性層の新規参加でご来店される客層に変化がありました。変化するニーズに満足をご提供するために平塚店はリニューアルオープン。おかげさまで新規のお客様にも多くご来店いただいております」。
すべてはお客様のために。受け継がれる竹林イズム 前編
――フォーティーンというと、とても細かいところにまでこだわっているクラブメーカーという印象があります。 三好 スタッフとしては「それが当たり前」と思ってしていることが、お客様と話していると「えっ、そんなことまでやっているの?」なんて言われて、そこで気づくこともよくあります。 それは、創業者の竹林から引き継がれてきている考え方で、「できることはやってあげよう」というものです。 大手のメーカーさんだと「いや、ちょっとそれは細か過ぎてできないです」ということがあったとしても、できるだけ対応したいと思っています。 たとえばバランスのオーダーでも、クラブは短くしたい、でもバランスは下げたくない……という注文があったとします。 バランスと長さって密接な関係があるので、普通は「すみません、ちょっとそれはできないです」で終わっちゃう話なんですが、弊社の場合は、伝統的に「そうは言っても、これ何とかなんないですかね?」っていう感じで作業をします。それでできるのであれば、「どこまで近づけられるかわかりませんが、こんな感じでできそうですよ」という話をします。 つまり、お客様に対してなるべく寄り添うようにしているという風潮がまずあるのです。 ――ということは、お客様とのコミュニケーションがあって、それを前提にクラブを組み立てていくということですか? 三好 そうですね。お客様からの要望を受けるのは私も含め営業部ですが、お相手はお店だったり、その先のお客様から直接お問い合わせをいただいたりします。そこから製造部に対して「こんな要望があるんだけど、できるかな?」という話をします。 もちろん営業部のほうでもある程度の範囲で「これは厳しいんじゃないか」という基準はあるのですが、ダメ元で「ちょっとどうかな?」って製造部にお願いしてみます。 ――ということは、他社がどうこうという話ではないのですが、商品をメーカーとして設計して、製造して、ポンってお店に出して終わりということではないんですね。 三好 そうですね。そういう感覚はないですね。たとえば、弊社で取り扱っていないシャフトでも「装着できる?」って聞かれれば、「時間はかかりますけどいいですか?」と返して、シャフトメーカーさんと話をして卸してもらえるようになった、なんていう話もあります。
ゴルフの楽しさが年々増しているので いつかは80を切りたい
冷静かつクレバーなプレーで1999ワールドユース準優勝に貢献したほか、2002日韓ワールドカップ、2006ドイツワールドカップなどで活躍した元サッカー日本代表の中田浩二さん。 現在は所属クラブだった鹿島アントラーズでクラブリレーションズオフィサーとして経営にも携わっている中田さんに、ゴルフとの接し方や、今後の目標などについてお話を伺いました。
令和の試打職人 石井良介が TB-5 FORGEDを 絶賛している理由
約1年半前に試打ラボしだるTVの撮影でレビューした「TB-5 FORGED」(以下TB-5)、私は動画内でこの軟鉄鍛造アイアンを絶賛しています。それまでに見たことがないバックフェース部の『シアターブレード』というデザインにまずは驚き、その佇まい以上の飛び、やさしさ、弾道の高さに驚き、そして打感のやわらかさに驚いた。アイアンを評価する全ての要素において想像よりも上のレベルに達していることに驚かされました。時が経過した今、打っても色褪せない機能に、改めて完成度の高さを感じている次第です。40万回超という動画再生回数はチャンネル内トップ5、ユーザーの期待値の大きさとそれ以上の機能があった数字です。
潜入! FOURTEENの聖域
ゴルフクラブの設計・開発の技術は日進月歩だ。フォーティーンヘッドオフィス1FのR &D Laboratory(略・ラボ)では、技術者がターゲットプレーヤーを想定した様々な発想を描き、それを形にすべく費やされる時間そのものが、今日のクラブ進化の礎となっている。ただその一つのプロダクトにおける過程では、一つひとつの工程に時間を費やしてしまうことが常だ。
スポーツが盛り上がることが日本にとって一番いい
闘志あふれるプレーで2002日韓ワールドカップ、2006ドイツワールドカップなどで活躍した元サッカー日本代表の福西崇史さん。フォーティーンが協賛したスポーツイベント「種子島BIG VISION」でも発起人を務めています。 現在は各メディアでサッカー解説やサッカー指導者として活躍する傍ら、ゴルフを楽しんでいるという福西さんのゴルフライフや、今後の目標などについてお話を伺いました。
COLUMN ゴルフクラブの “楽しさ”に 気づけた瞬間
20代半ばの駆け出し編集者だった私が、ゴルフクラブの“楽しさ”に気づけたのは間違いなくクラブ設計家・竹林隆光さん(フォーティーン創業者)とラッキーで貴重な出会いがあったからに他ならない。 「Gさんは、よく合コンに行くの?」 初取材の緊張感、私の引きつった表情をほぐすような問いかけが“合コン”だったことは鮮明に覚えている・・・ただの余談だ。今から約20年前、ゴルフ雑誌には竹林さんが多く登場していた。編集者はフォーティーンの代表者としてではなく、あくまでクラブ設計家としての見識を頼りにし、ゴルフクラブの解説をお願いしていたのだ。当時はドライバーのヘッドがチタン素材の台頭によって、300㎤から400㎤、そして460㎤へと大型化を辿っていた時代。取材の多くはそのメリットを竹林さんに解説してもらう内容で私も例外ではなかった。 「一例として大型ヘッドの一番のメリットは慣性モーメントが大きくできること。ただ重心距離が長くなりがちでそれが使いにくい、と感じるゴルファーもいらっしゃるでしょう・・・」。 今ではあらゆるメーカーの説明や有識者の話から自然に聞くヘッド性能を司る言葉の数々だが、当時はそれが当たり前ではなかった。目覚ましいヘッドの大型化によって、その明確な違いを紐解くために物理的見地が必要だったことで、世の中が注目した言葉であり、それを広げたのは竹林さんだったことは間違いない。当時聞き慣れなかったその言葉の数々、その考え方の原点を酒の席で聞いたことがある。 「かつてゴルフクラブの性能は感覚でしか表現できませんでした。どんなプロゴルファーに聞いても、どんな職人に聞いても、その表現は曖昧。経験則だけが物語る感覚値では新たなクラブを製作することも調整する際も目指すべき機能を明確にできない。その感覚を“数値”で置き換えられれば全てを明確にできる、というのが発想の源でした」。 一人のプレーヤーとしてゴルファーの視点でクラブの力学を研究し、今日のクラブの進化の礎を作り上げたその人が竹林さんなのだ。 「プロゴルファーが認めるクラブこそが優れている、かつてはそれが常識でした。私は多くのメーカーとの取り組み(フォーティーンはOEM設計会社として創業)で、アマチュアゴルファーがやさしく打てるクラブを研究し、世にない様々な“優しい”クラブを形にしてくることができました。その開発過程には感覚だけでは実現できない、狙った性能を具現化できる数値が必要だったのです」。 狙った機能を設計する。それに必要となる形状を描き、それをなしえる素材・構造を模索する。ゴルフクラブはその繰り返しで進化を遂げてきたことを、パイオニアである竹林さんから教わることができたのは、ゴルフ編集者として至福である。
COLUMN ゴルフクラブの 偉大さに 気づけた瞬間
今から約20年前の話。まだ私がゴルフ編集者として駆け出しだった頃、出展者として参加していたジャパンゴルフフェア。ブースの前を多くのゴルフメディアでクラブ解説を担当していた著名人が通りかかる。クラブ設計家・竹林隆光さん(故・フォーティーン創業者、当時代表取締役)だ。勇気を振り絞って声をかけて名刺交換。貴重な出会いを無にしたくない想いも手伝い、その場の勢いで取材の約束をさせていただいた次第だ。 「〇〇日が希望で、それ以外なら他の方でお願いします」 竹林さんを知る方は共感していただけると思うが、物腰はとても柔らかいのに発する言葉は直球系(説得力の塊)。初見では一瞬の萎縮を感じ、そのギャップが人間味だと不思議に親しめる感じ・・・。取材の話だが竹林さんにお聞きしたかったのは当時ブレークしていた「MT-28」の発想だ。「MT-28」は私の周囲の上級者たちの間でいつも話題の中心であり、日本男子ツアーでもウェッジ部門で使用率1位を獲得した、“ウェッジ=フォーティーン”という今日の価値観を作り上げた名器。とにかくスピン性能が群を抜いていた。ツアープレーヤーたちはボールを止める自在さに喜び、私たちのようなアマチュアでも技術の良悪が介在しないバックスピンに感動を抱いた。
元プロサッカー選手福西崇史氏が立ち上げたイベント〜種子島BIG VISION〜へフォーティーンも参加!
今回、元サッカー日本代表選手の福西崇史氏が発起人を務めた、「種子島BIG VISION」というスポーツイベントに当社も協賛を行った。 同イベントはサッカーを中心に、種子島という離島の子供達にも、トップスポーツ選手のプレイや人間性を直に感じてもらうことで、彼らの人生の価値観を変えるインパクトのある体験を提供することを目的としている。
フォーティーンが 契約している ツアープレーヤーは いますか?
ギアに情報感度のあるゴルファーは、そのギアがどんなプロゴルファーが使用しているか気になる方がとても多いです。PGAをはじめ、日本男女のツアープレーヤーたちが使用するギアはどんなものか? ツアーの使用率や勝率などは、その時代のトレンドが感じられるものです。フォーティーンもかつて日本男子ツアーを積極的にサポートした実績があります。今から20数年前、スピンウェッジの礎となった「MT-28」や中空ロングアイアンの「HI-858」など、他と一線を画す圧倒的な性能が、今風で言うならバズったのです。多くの選手から注文があった経緯でツアーサポート。ウェッジ部門において使用率1位を獲得したこともあり、長い期間で多くの選手がフォーティーンのギアを使用して幾度ものツアー優勝を飾りました。 ただそれらツアーサポートの中、選手と使用クラブ契約というケースはありません。あくまで選手の要望があって応えてきたものであり、現在もその基本的スタンスは変わることはありません。日本女子ツアーの2022年シーズンにおいては、樋口久子 三菱電機レディスにおいて、「RM-4」を使用する選手が11年半ぶりとなる2勝目を挙げ、話題になりました。彼女はアマチュア時代からフォーティーンのウェッジを愛用し、彼女の希望でこれまでのプロ人生を共に歩んできてくれました。そこに使用契約という縛りは一切なく、彼女は使いたいギアを使う、私たちは使いたいという希望に応える、サポートにおける関係性はアマチュア時代から、なんら変わりありません。 ショット技術に秀でるツアープレーヤーたちが要望するギアは、自らのプレーシーンにおいて常に安定したパフォーマンスが発揮できるものであり、そこに大きな変化を要求していません。もちろんそれらサポートから得られる経験値はありますが、フォーティーンが目指すものづくりにおいて、その経験値はあまり必要としていません。フォーティーンが必要としているのは、アマチュアゴルファーのステップアップをサポートすること。ナイスショットが思うように打てないと悩む多くのアマチュアゴルファーが求めるギアへのニーズは無限大。だからこそアマチュアゴルファーをターゲットとしたものづくりに徹底することが、従来にはないギアの進化を具現化できるのだと考えます。 フォーティーンにとって必要な活動結果は、ツアーで活躍するトッププレーヤーたちの使用率や勝率を多く獲得することではなく(もちろん使用選手は応援します)、スコアアップという目的を持ってフォーティーンのギアをご購入いただいたアマチュアゴルファーの皆さんがベストスコアを達成して喜ぶ笑顔や声が聞けること。その先より多くのアマチュアゴルファーの皆さんにフォーティーンのギアを使用する優位性が広がっていくことです。1981年に創業以来からずっと、そして創業40周年を迎えた2022年を境にして、より強調して指針とする“アマチュアゴルファーに一番近いメーカーであること”が、いいパフォーマンスを通して一人でも多くのゴルファーと共有できることが活動意義そのものなのです
フォーティーンのプロダクトは どういう発想で 生み出されますか?
昨年12月に新登場しましたシングルハンデを目指すための 新カテゴリウェッジ「RM-α」がおかげさまで好評を得ています。 これまでになかった発想が生み出される理由は明確です。