新着記事一覧
ラスティエピソード
PGAツアーでレップを務めるラスティ・エステスとPGAツアープレーヤー、ブレンドン・トッドが出会ったのは、トッドがゴルフ部の名門・ジョージア大学時代の頃だ。当時、同ゴルフ部は現在のPGAツアーの第一線で活躍するスーパースター集団。トッドの同期でもハドソン・スワフォード、ハリス・イングリッシュ、ラッセル・ヘンリーと強豪揃いだった。
トッドを知ろう
今季PGAツアー序盤、昨10月末にタイガー・ウッズがZOZO選手権でツアー最多記録に並ぶ82勝を達成。日本の地での復活劇は喝采の嵐となった。このウェイブはその後も続き、3試合連続優勝に挑む選手が登場。それがブレンドン・トッド(35)通称BTだった。19年最後の開催となるRSMクラシックで3週連続優勝に挑み、残念ながら連覇達成はならなかったものの、彼の大復活劇も多くの人に勇気と希望を与えたのだった。
RM-4 開発ストーリー “THE ALL NEW.”
フォーティーン開発部 課長 鈴木浩之
RM-4 デザインストーリー “既存を覆せ”
フォーティーンゴルフクラブ専属デザイナー 手島彰 Teshima Design Studio SUBARU・初代IMPREZAのデザインを手がけ、PLUSにて家具のデザイン・企画開発を経て、 テシマデザインスタジオを設立。自動車関連、アイウエア、生活用品、 医療機器など工業デザインを軸にブランディングまで、デザインの対象は多岐にわたる。
Fourteen by kdesign 新作アイテム登場!
フォーティーンでは2019年より、デザイナーの高倉一浩さん(IZREEL)の監修のもとオリジナルブランド「Fourteen by kdesign」をスタートさせました。昨今のゴルフウェアはファッションブランドが台頭する中、ゴルフ専業メーカーのフォーティーンとして、ゴルファーに提供するべきウェアとは何かを改めて見直すことが、「kdesign」のテーマでした。 そしてたどり着いた答えは、ゴルファーにいつでも寄り添えるカタチ。ゴルファーがゴルフに向き合うときに、様々なシーンのTPOに合わせた着心地や上質さを感じていたい、そしてゴルファーとしてゴルフブランドのウェアを着ることの価値観が感じられること、を考えてカタチにしました。 例えばポロシャツでは、プレーの際に裾がめくり上がるストレスを排除したロングポロ、リゾートコースにマッチするビックシルエットのワイドポロという2つの個性あるキャラとし、ゴルファーそれぞれのスタイルに応じたフォルム・着心地を追求しています。
錆びたウェッジ 簡単お手入れ講座
[[――]] かつて一世を風靡した「MT-28」がそうだったように、ノーメッキウェッジがとにかく流行りました。メッキ仕様が一般化された昨今の中、“ノーメッキの方がスピンに有利”と再注目され回帰傾向。フォーティーンでは「RMカスタムウェッジ」で、ノーメッキ対応をしていますが微細なぶん、とにかくお手入れが大変です。 [[黒澤さん]] 雨の日にプレーすると、凄まじい早さでヘッド全域に錆が回ってしまいますし、放っておくだけで湿気によって錆びてしまう。新品で買ったのに・・・一瞬で錆びれたウェッジの姿を見て愕然としてしまった経験を持つお客様は沢山いらっしゃいます。 [[――]] 錆止めのメッキが施されていない、ノーメッキウェッジたる宿命ですからね・・・。 [[黒澤さん]] 案外、知られていないですが、スーパーや100円ショップなどで入手できる身近な日常品を用いて簡単に錆びウェッジを手入れする方法がありますので、今回竹内君のコーナーでご紹介させていただきます。
-Progress-“とある”プロダクトの発想から製品化までのプロセスを追いかける 3
さて第3回だが、CAD回で性能値と形状のマッチングを施し、完成したプロトタイプ2号のヒューマンテストだ。ターゲットプレーヤーはもちろん、多くのゴルファーのインプレッションを基にさらに機能をブラッシュアップしていくのである。今回は私もヒューマンテストの一員として加えてもらう機会を得たのでレポートしたい。
飛距離を落とさないために、 提案したい自宅トレーニング
『フォーティーンの竹内佑太です。 このコーナーでは私がフォーティーンに入社して学んだ まさに知れば納得のゴルフクラブ学をご紹介していきます。』
KAZゴルフスタイル Vol.3
[[――]] KAZさん、今日はどんなイケてるゴルフスタイルをお話ししていただけますか。 [[KAZ]] 今日はジャケットについて話をさせていただこうかなって思います。ゴルファーにとってジャケットは、切っても切り離せない存在です。元来、ゴルフ場(クラブハウスに入る)に行く際には、ジャケットの着用は義務になっています。倶楽部ライフを楽しむ場に相応しい格好であるべきマナーという観点のもと、ゴルファーは遵守するべきルールだと思います。ただ・・・・、 [[――]] ただ? [[KAZ]] 昨今、ゴルフはカジュアル化にありますよね。ゴルフへのハードルが下がり、裾野が広がったようで、とてもいいことだと私は個人的に思います。それとともに、どんどんゴルフの着こなし方もカジュアル化が進み、ライトなスタイルが目立つようになりました。私はそれ自体が悪いとは思いません。が、襟を正すじゃないですが、ジャケットを来てゴルフ場に行くという、当たり前な意識を一人のゴルファーとして持っていたいな、と考えています。 [[――]] その考えは私も同じです。ゴルファーたるもの身嗜みは整えておきたい、その意識は誰もが持つモラルだと思います。 [[KAZ]] そんな思いもあり、Fourteen by kdesignでは、新たにオーダーメイドジャケットをご提供できる準備が整いました。アパレルブランドではないフォーティーンとして、何を展開することがブランドの価値観を落とさず、特別感を提供できご支持をいただけるか。様々な模索をした中、「オーダーメイド」という結論に辿りつきました。
次世代アイアン 「IF-700 FORGED」は どうやって生まれたか。
『フォーティーンの竹内佑太です。 このコーナーでは私がフォーティーンに入社して学んだ まさに知れば納得のゴルフクラブ学をご紹介していきます。』
IF-700 FORGED impression!
吉田洋一郎プロ よしだひろいちろう。アメリカTop50インストラクターなど80人以上に直接メソッドを学び、レッスンスキル資格20 以上を取得するゴルフスイング研究家。2019 年レッスン・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
次世代型フォージドアイアン
これまで『フォージド』という名前が付く、フォーティーンのアイアン(中空のHI-540フォージド以外)は常に軟鉄鍛造・単一素材を貫いて機能追求してきた。が、飛び系アイアンが台頭し、時代がアイアンに求めるニーズである、さらなる「飛距離」、「高さ」を実現するためには、軟鉄鍛造・単一素材では限界に達していた。たとえ、それが実現できたとしても、アイアンとしての形状を大きく逸脱したものになってしまえば勝負にならないからだ。 “ゴルフクラブは美しくなければならない”。このフォーティーンのポリシーを貫きながら、機能をさらに高める手段は、もう一つのフォージドアイアンである複合系への着手することだ。複合系フォージドアイアンのメリットは単一素材よりも大きく重心の設計自由度が上がること、そして素材+構造のマッチングで生まれる付加機能で、よりパフォーマンスを洗練できることだ。まずは、その構造上メリットが最大限に発揮される、小ぶりな『7』シリーズでの開発に着手して生まれたのがニューモデル「IF-700フォージド」である。
KAZゴルフスタイル Vol.2
[[――]] KAZさんはkdesignデザイナーを担当される前から、フォーティーンのギアを愛用してもらっていますが、ずばりフォーティーンの魅力をどんなところに感じていますか? [[KAZ]] 皆さんと価値観が一致しているかは定かではありませんが、私はフォーティーンに『職人感』を感じています。例えば三浦技研やエポン(遠藤製作所)など、ギアに深い造詣を持つこだわり派が愛するそれらと同じような空気感がある。もちろんフォーティーンはパーツメーカーではなく土壌は違いますが、シンプルなデザインの美しさと確かなパフォーマンスは、あまり多くを語らないが本質が存在する、いかにも日本ブランドらしい渋みがカッコよさになって、独特の所有感が得られるんです。 [[――]] お使いのクラブセットを見せてもらうと、かなりスペックにもこだわりがあるように見えます。 [[KAZ]] ありがとうございます。私はどこか偏屈で、当たり前が嫌。だから自分好みにフルカスタマイズしたい。最初手にした「TC-777フォージド」はとてもお気に入りで、KBS Cテーパー、アッタスカーボンなど様々なリシャフトを重ねて、とことん自分好みを追求しました。「TC-777フォージド」が好きすぎてヘッドのロゴカラーも自前で変えてしまうほど、没頭しましたね(笑)。ツアーAD 85などいくつものカーボンシャフトを経て、今はしっかりスチールシャフトで叩きたい、という意識に行き着き、「TC-920フォージド」にモーダス3 105の組み合わせをエースとしています。もちろんウッドも同じくこだわりはありますが・・・最近は自分が成長したのか、開発者の思いがカタチにされている純正スペックを、まずは採用したいと心がけるようになりました。そのクラブが私たちに発信したい本質を感じたいのです。
進化のイデア 第十二章(最終章)
「運がよかった。この時代に仕事ができて幸せだった」。 これまでのゴルフ人生、設計家としての道のりを尋ねると、竹林はそう振り返った。 「プロの声を伝え、それを職人が形にする。それ従来のクラブ作りでは当たり前でした。しかし、職人の仕事だったクラブ作りが、徐々に科学(力学)的なものへと変わってきた」。 竹林は「技術革新」と「技術進歩」をあげた。 「まず大きな変化はシャフトがスチールからカーボンになったこと。これで一気に景色が変わりました」。 重量との闘い、それはかつてクラブ作りのうえで避けて通れない道だった。ドライバー一つ取ってもヘッドが200グラム、スチールシャフトは125グラム、グリップ50グラム。トータルすると375グラム。昔の単位にすればちょうど百匁。しかし現在のドライバーは290グラムを切るモデルが当たり前の時代。軽量化はゴルフクラブの進化の根幹そのものなのである。 「次にパーシモンからメタル(ステンレス)、ヘッド素材の変化。シャフト素材、ヘッド素材、両者が変わることなどそれこそ何十年に一度のタイミングでしょう。そこにちょうどいられた、とてもラッキーでした」。 さらには、その後チタン、カーボンへ……。 「重心位置の調整や長尺化などは進歩にすぎません。例えば長尺ですが、その後すべてのモデルが長尺になったなら、それは革新と呼んでいいかもしれませんが、実際はそうではない。対して素材の変化はまさに革新。カーボンにしてもメタル(チタン)にしても、その後、状況は一変しました。ほとんどの人が経験できないことを僕は体験できた。ありがたいことです」。