新着記事一覧

保証への姿勢
ポリシー
2020/01/14

保証への姿勢

新たなゴルフクラブに買い替えた時、そのゴルフクラブには破損時に対する保証書が必ず付いています。その期間はだいたい2年、フォーティーンの場合は3年の期間を設けています。例えばシャフトの折損、不自然に割れてしまったヘッドなど。不意に生じた損傷に対して、メーカーが修理(ケースによって無償、有償が異なります)に応じる保証期間になります。ただ、保証期間が過ぎてしまったら・・・メーカーでは残念ながら修理対応ができず結果、“買い替え”をご提案するしか術がありません。 ですが私たちフォーティーンは、製造上の欠陥が原因の場合は、保証期限にかかわらず無料で修理または交換させていただきます。素材の経年による劣化やご使用による激しい損傷など製品寿命である場合、修理不可能な場合もございますが、できる限りお客様に寄り添いご要望に応えられるよう対応してまいります。

KAZのいけてるカレッジ
アパレル
2020/01/14

KAZゴルフスタイル Vol.1

[[――]] KAZさん、ようこそフォーティーンメールマガジンへ。これからメルマガ新コーナーをkdesignデザイナー、KAZさんこと高倉一浩さんにご担当していただきます。 [[KAZ]] よろしくお願いします。そしてまずは、フォーティーンメルマガ登録者の皆様、はじめまして。オンラインショップ限定で販売されているフォーティーンのファッションブランド「Fourteen by kdesign」をデザインする高倉一浩です。あまり堅苦しいのは性に合わないので、KAZで覚えていただけると嬉しいです。このコーナーを通じて、新たなゴルフファッションの気づきや、格好良さのポイントなど、通常のゴルフメディアでは見ることができないゴルフスタイル感を自由に発信していければと思っております。 [[――]] では、まずはKAZさんのファッションデザイナーとしてのプロフィールからお聞きかせください。 [[KAZ]] 大学卒業後、服好きが高じて92年にアパレル企業に入社したのがきっかけです。そこでアパレルのゴルフブランドに関わり、営業・生産・MD(マーチャンダイジング)を担当。03年にデザイナーとして独立して、IZREEL(イズリール)を設立しました。IZREELでは04年より積極的に有名海外展示会に出展。日本とイタリアを行ったり来たりで多忙を極めていました。その中で、デュベティカ、ビリドゥーエなどファッションブランドのデザインやディレクションも担当しました。

進化のイデア 第十章
進化のイデア
2020/01/14

進化のイデア 第十章

[[3次元CAD浸透で 表舞台に]] 48インチドライバー『ゲロンディー』でゴルフ業界に一石を投じた竹林だったが、時期ほぼ同じくして2000年を前に、フォーティーンに暗雲が垂れ込める。 「3次元CAD、コンピューターを利用したクラブ設計の浸透です。ウチは比較的早く、95年にはCADを取り入れ、その数年後には金型加工のデータなども含めヘッド工場にCADデータで納品するスタイルを取っていました。ですが、ヘッド工場も次第にCADを採用するようになります。3次元CADを使えば、慣性モーメントや重心位置なども簡単にシミュレーションできます。といってもCADを使いこなす技術は必要ですが・・・」。 早くから取り入れたアドバンテージはもちろんあった。慣性モーメントや重心位置のメリットをいち早く理解し、どういうヘッドが好結果を生み出せるかも掴んでいた。が、数字を打ち込めばある程度の形が見えるため、CADが浸透するにつれ、いつしか似たようなものが多く出回るようになる。そうするとOEMの依頼は、パタッと止まった。 「私たち、フォーティーンは設計会社のノウハウで勝負してきた。だからメーカーとして表舞台に出たくて出たわけではありませんでした。ですが、やらざるを得ない状況だったのです。設計に自信を持ってしていても販売に関しては素人だったので(成功するかどうか)自信はありませんでしたが、もう進むしか答えはなかった。そこで、業界を見渡すと、わりと手をつけられていなかったのがウェッジでした」。 驚異のスピン力でアマチュアも異次元ワールドに導いた『MT‐28』のスタートだった。

創造物語
ウェッジ
2019/12/14

-Progress-“とある”プロダクトの発想から製品化までのプロセスを追いかける 1

ゴルフは『メンタルのスポーツ』と言われるとおり、プレーヤーの気持ちがパフォーマンスに反映される場合が大いにある。だから苦手意識という思考そのものがナイスショットの天敵でしかない。しかし、いくらゴルフ経験に長けた熟練者であっても、多くのラウンドで培ってしまった失敗経験値によって、苦手意識を持ってしまうのはしょうがないことだ。その多くが手先でも自由がきくウェッジやパッティングなど小さな動作が不自由になってしまいがちである。不自由になったそれらはタチが悪い。失敗を恐れ、手が思うように動かなってしまうイップスまでなりかねない。笑えない現実まである。 ウェッジメーカーとして信頼されるフォーティーンでは、ウェッジショットのダフリによるイップス気味な苦手意識克服を効果的に促すことができるプロダクトを常に思い描いていた。傾向としてダフリを過度に恐れるプレーヤーは、意図的になくミスを避ける構え方をしてしまう。それはボールを過度に右足よりに構えること(右スイングの場合)。ボールへのコンタクトより先にヘッドが芝に触れることを嫌い(ダフリをイメージ)、急激な入射角度でボールを上から叩きつけていきたい意思がそうさせているのである。

『DJ-4』飛び系アイアンとの最適マッチング!!
ゴルフクラブの選び方
2019/12/14

『DJ-4』飛び系アイアンとの最適マッチング!!

今、飛び系アイアンがマーケットを牽引している。ターゲットとなるゴルファーは一般的なアマチュアゴルファーであり、主に年齢的に訪れる体力低下による飛距離ダウンをカバーするためのプロダクトである。そんなアイアンの機能的なポイントとなっているのは、ヘッドのストロングロフト化による飛距離性能の追求、そして振り抜きをよくさせるためのクラブ重量の軽量化が挙げられる。超軽量帯ニーズに対応するカーボンシャフトの役割は、40〜50gといった重量帯がメインとなっているのである。 埼玉県の南東部エリアのゴルファーをカバーする9月にオープンしたばかりのゴルフ5草加店のクラフトマン・吉川竜矢さんは言う。 「飛び系アイアンの軽量カーボン装着モデルを選ばれる方に対して、一般的なスチールシャフトは重量ギャップがどうしても生じてしまいます。『FT-62w』ウェッジ専用カーボンシャフト仕様の『DJ-4』はそんな懸念を解消でき飛び系アイアンと絶妙にマッチングがいいのが特徴です」。 スチールシャフトがメインのウェッジコーナーでは、売り場でその存在感は際立っている。 「フォーティーンという信頼おけるウェッジメーカーの、『唯一行き届いたスペック』は、明確でわかりやすいことが売れ筋になっている理由です。ゴルフ5ではウェッジフィッティングを推進中。ぜひ違いを体感していただきたいです」。

進化のイデア 第九章
進化のイデア
2019/12/14

進化のイデア 第九章

[[常に長尺の道を 歩んできた]] 90年代後半、竹林は世間をあっと驚かすクラブを送り出す。GET LONGEST DRIVEの頭文字から取った『ゲロンディー』ドライバーがそれだ。何が驚きだったかと言えば、48インチ、その長さにあった。 当時の長さを平均すれば44.5〜45インチといったところ。そこへいきなりの3インチ(7.62㎝)アップ。その名が意図するとおり、「誰よりも遠くへ飛ばしたい」という願いをかなえるドライバーだったが、当初ゴルファーは面食らったような印象もあった。というのも、とかく長尺に対してゴルファーはまゆをひそめる傾向にあるからだ。 ただ、それは織り込み済みのことだった。42.5インチないし43インチの時代に44インチ、44インチ時代には45インチ、常に一歩先の長さを提案してきたフォーティーン。その都度、ネガティブな反応はあったものの、結局クラブもゴルファーも長尺の道を選んできた。フォーティーンは長さが飛ばしに有利なことを確信し、そのスタンスがぶれることは一度としてない。 「正直言えば48インチはやりすぎかな、そう思う部分もありました。ただ、当時は新しい機能を持ったクラブが出てこない時代で、売れない、売れない、皆、口を揃えたようにグチをこぼしていました。そんな閉塞感を打ち破りたかった。私には珍しく“使命感”にかられたんですね(笑)。ですから、よりインパクトある長さにこだわりました」。 90年代序盤から始まった低重心競争が一段落し、新しい方向性が見えてこなかった時代。そんな中での48インチ。振り返れば、“超尺ブーム来る”など、長尺を超え、「超尺」なる言葉も生まれ、雑誌でもいろいろな企画が組まれた。 確かにその飛びは圧倒的で、他メーカーも即座に反応。さらに、片山晋呉や横峯さくらの使用も手伝って、48インチはゴルフ界に新しい風を吹き込んだ。

SCIENCE THE FOURTEEN!
SCIENCE THE FOURTEEN!
2019/12/14

軽重量ヘッドに見出せる 飛びの可能性

『フォーティーンの竹内佑太です。 このコーナーでは私がフォーティーンに入社して学んだ まさに知れば納得のゴルフクラブ学をご紹介していきます。』

SCIENCE THE FOURTEEN!
アクセサリー
2019/11/14

CHANGE!常に気持ちを いい方向に切り替えていける スタンドキャディバッグ

フォーティーンの竹内佑太です。 このコーナーでは私がフォーティーンに入社して学んだ まさに知れば納得のゴルフクラブ学をご紹介していきます。

特選ギア情報【RMカスタムウェッジ】
ゴルフクラブの選び方
2019/11/14

特選ギア情報【RMカスタムウェッジ】

市販品とツアー支給品の違い・・・プロダクトにおいての基本パフォーマンスは同じである。では何が違うのか、それは細部までスペック設定をリクエストしてカスタマイズできることにある。ツアープレーヤーは自らのセッティングにマッチしたロフト角や、ショット精度に影響するライ角など、細部まで理想にこだわって設定しているのだ。RMカスタムウェッジサービスではツアー支給品同様にロフト角、ライ角ともにあなたのリクエストに応えたカスタマイズが可能だ。日頃のショートゲームの経験値から、より自分好みのオリジナルスペックを遠慮なくリクエストしていただきたい。

進化のイデア 第八章
進化のイデア
2019/11/14

進化のイデア 第八章

まことしやかに言われる理論の何が正しく、何がまちがっているのか。感覚的にゴルファーが口にする言葉、例えば「粘る」シャフトとはいかなるものを指すのか。その答えを見つけ出すために繰り返してきた数々の実験。一つ一つ確かな道を見い出し、そこに向かって竹林は突き進む。

SCIENCE THE FOURTEEN!
新着コラム
2019/10/14

2020年1月 フォーティーン本社に フィッティングルームが オープンします!

フォーティーンの竹内佑太です。 このコーナーでは私がフォーティーンに入社して学んだ まさに知れば納得のゴルフクラブ学をご紹介していきます。

進化のイデア 第七章
進化のイデア
2019/10/14

進化のイデア 第七章

[[アイアンの懐は 設計が決める]] ステンレス鋳造アイアンが誕生、浸透してなお、古来ある軟鉄鍛造アイアンの根強い人気は変わらない。帯刀文化を有した日本ならではかもしれないが、確かに鍛冶(かじ)職人がたたき上げた逸品には、あたかも魂が込められているかのような印象さえ抱かぬでもないのだ。 そんな軟鉄鍛造アイアンに、竹林がメスを入れたのは80年代半ばのことだった。その名は『SX‐25』、ヤマハ発のモデルだった。後にそれはスコット・シンプソンの手によって全米オープン制覇の偉業を成し遂げる(87年)。日本製クラブが初めてメジャーVを達成した瞬間だった。が、竹林は特別な何かを施したわけではない。少なくとも一見しただけでは、従来の軟鉄鍛造とどこが異なるか疑問を抱くかもしれない。竹林が変えたのは、根本だった。 「ご存じのように鍛造の歴史は長く、熟練した職人の腕が問われる分野。軟鉄鍛造アイアンもしかりで、経験を積んだベテラン職人が、その勘どころで精度高く仕上げるものでした」。 一方、ステンレス鋳造アイアンで竹林が取った方法は、まず図面を起こし、ネック回りの寸法や重心高さ、重心距離などを綿密に管理。設計値どおりに仕上げるというものだった。明らかに根本が異なる。何よりも竹林には頑とした思いがあった。 「気持いい懐は設計段階で決まる」。 アイアンの構えやすさを大きく左右するネックからフェースにかけてのライン、いわゆる懐。いかにも曖昧(あいまい)な言い方だが、それを解明し、数値で管理することが、いいアイアンには欠かせないと考えていた。 「鍛造メーカーの努力もありました。その頃は以前に比べ、格段に精密に作れるような技術を備えていた。その技術があったからこそ、『SX‐25』も狙いどおりに完成させられることができたのです」。

DJ-4 テクノロジーコラム
ウェッジ
2019/09/14

DJ-4 テクノロジーコラム

「DJ-4」のヘッドを手にとれば、スコアラインが光っていることがわかる。フォーティーンのウェッジはとにかくショートレンジ(〜約40ヤード)でのスピンが圧倒的に効くが、それはひとえにエッジの効いた台形溝がボールのカバー面に食いついている高度な製品精度が成し得る技術だ。「DJ-4」の溝はエッジを効かせた台形溝となっている。さらにエッジを効かせた溝は他社モデルでも存在するが、それはルール上、自ずとV形になり断面積を確保できない。つまり「DJ-4」は、溝の本来の役目でもあるショットの安定性(水はけなど)を発揮させるため、溝の断面積を最大に確保したルールギリギリの総合力を追求しているのである。 また同時にフェースの平面精度を究極まで高めることを形にしていることだ。「DJ-4」には鏡面にも近いレベルの平面精度が施されている。平面になればフェース面全域での溝効果の発揮が約束されること、そして何より溝のエッジ精度が高まることで、ボールへの食いつきを強められるのである。様々なライやコンディションでも安定したハイスピンが発揮できるフォーティーンのウェッジのパフォーマンスの礎となる、緻密な設計が実現する超性能なのだ。

進化のイデア 第六章
進化のイデア
2019/09/14

進化のイデア 第六章

[[トゥシャフトは サードゴロ]] フォーティーン本社、今はショールームとなった部屋には、かつてパーシモンが所狭しと並んでいた。そして片隅には妙なクラブもいくつか立てかけられていた。例えばウッドのクラウンの中央部分が円柱状にくりぬかれたもの(クラウンからソールまで円が貫通した状態)。あるいは、あらぬところからシャフトが飛び出しているクラブもある。「妙な」という表現、決して的外れではない。その数々が、既存を疑わない竹林のスタンスの表れ、実験で得る糧だった。 「いろいろやりましたね。例えばアイアンのヘッドを切断してトゥ側に付けたり、あるいはネックを切って位置をずらして溶接したり。前者は重心距離、後者はグースの違いでどんな結果になるか、試しました。今はロストワックスで簡単に作れますが、当時はとても大変な作業でした」。 またウッドでは重心距離ゼロ、つまりヘッドの重心がシャフトの真下にくるようなクラブを試したこともあったと言う。さて、右に出るか、左に出るか。結果はいつも神のみが知る。 「そもそもスイング中にフェースの向きがまったくわかりませんでした。しかも慣性モーメントが小さくなるからボールは右にも左にも出るし、距離はまったく出ない。『クラブってよくできているな』、このテストで実感したのがこれでした(笑)」 続けてトゥ側にシャフトを付けたヘッドも作ってみたが……。 「マイナスの重心距離ですね。これは野球で言えばサードゴロみたいなボールばかりでした」。