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SCIENCE THE FOURTEEN!
SCIENCE THE FOURTEEN!
2019/08/14

飛びのポテンシャルを 最も持つドライバー

フォーティーンの竹内佑太です。 このコーナーでは私がフォーティーンに入社して学んだ まさに知れば納得のゴルフクラブ学をご紹介していきます。

SCIENCE THE FOURTEEN!
ウェッジ
2019/08/14

選び方をよりシンプルにする 最新型ローロフトウェッジ

フォーティーンの竹内佑太です。 このコーナーでは私がフォーティーンに入社して学んだ まさに知れば納得のゴルフクラブ学をご紹介していきます。

DJ-4 インプレッション
ウェッジ
2019/08/14

DJ-4 インプレッション

レッスン担当 吉田洋一郎 よしだひろいちろう、プロコーチ・スイング研究家。2019年レッスン・オブ・ザ・イヤー受賞。アメリカTop50など80名もの著名インストラクターに直接メソッドを学び、レッスン資格20以上を取得するゴルフスイング研究家。

進化のイデア 第五章
進化のイデア
2019/08/14

進化のイデア 第五章

[[十年来のファンを 無視してでも]] フォーティーンとしてプロギア『500シリーズ』のOEM設計を成功に収めると、竹林に対する周囲の評価も次第に変わってきた。 「数字でクラブの何がわかる?」「いいクラブはいい職人が作るものだ」 設計値や理論が前面に押し出される昨今、にわかには信じ難いが、当時はそれがあたりまえ。新しい風を吹き込もうとする竹林の耳に聞こえてくるのも、そんな非難の声ばかりだった。だから、『500シリーズ』の成功にまゆをひそめた向きもいたことだろう。何よりも伝統を重んじる競技、少なくとも手放しで大歓迎という空気ではなかった。 が、しばらくすると今度は海外ブランド、パワービルトから依頼が届く。パワービルトと言えば、かつて青木功やジャンボ尾崎も愛用したほどのゴルファーブランド。日本では不動産や観光、運輸事業などを展開する一大企業、国際興業が取り扱い(当時)、依頼も同社からのものだった。ただし、『サイテーション』で一世を風靡した頃に比べ、その勢いは減速し始めていた。 「設計依頼の話があり、担当者からいきなり、取引するにあたってまず重役に会ってほしいと。面接ではないですが、雰囲気としてはそんな感じで、“大学入学の直前、父が買ってくれた最初のクラブがパワービルトでした”、そんな受け答えをしたのを覚えています(笑)」 “面接”はすんなりと済んだものの、設計依頼の内容はのめるものではなかった。 「十年来のパワービルトファンがいる。そうしたファンを裏切らないモデルを作ってほしい」 すなわち、従来の伝統は崩さないでくれ。 「伝統にとらわれたクラブ作りこそファンが離れた要因、そう思っていたから反対しました。あえて『Power Bilt』の刻印を外すことを提案しました」 完成したその名は『モメンタム』アイアン。確かにあらためて確認すると「Power Bilt」の刻印はそこになかった。

SCIENCE  THE  FOURTEEN!
SCIENCE THE FOURTEEN!
2019/07/14

ここでしか言わない スピンショットの真実

『フォーティーンの竹内佑太です。 このコーナーでは私がフォーティーンに入社して学んだ まさに知れば納得のゴルフクラブ学をご紹介していきます。』

DJ-4 発売直前情報
ウェッジ
2019/07/14

DJ-4 発売直前情報

2001年、フォーティーンは初代「MT-28」で“激スピン”で世の中に衝撃を与えた。『ウェッジのフォーティーン』、今に至る地位を築いた伝説のモデルだった。誰もがプロのようなハイスピンショットが打て、その1打に胸を躍らせたものだ。「MT-28」の爆発的なヒットを皮切りに単品ウェッジ市場が活性化。ライバルたちが同様に角溝を採用し、こぞってスピン性能を後追いしたものだ。しかし、もうその瞬間、フォーティーンは全く別世界のウェッジを創造しようと奮闘していた。カタチになったのは2006年、「MT-28 J.SPEC」である。 「MT-28 J.SPEC」はバックフェースのくぼみが特徴的。ヘッド中心の肉厚部を軽量化して、ソールやブレードなどの周辺部に効果的に重量配置することで、ヘッドの安定性、つまりはやさしさや打ちやすさを高めた画期的モデルだ。しかし、このウェッジを発売するにあたって社内では懸念材料があったことを、創業者の竹林隆光さんに取材を通して伺ったことがある。 「今の段階(2006年当時)では、まだコンベンショナルなツアーモデルが市場そのものを構築しています。つまり単品ウェッジ市場そのものがまだまだ成熟段階な中、フォーティーンがいくら画期的なモデルを発売しようと、ゴルファーが目を向いてくれるのか、あえてリスクを背負う必要があるのか、そんな懸念がありました。しかし、『MT-28 J.SPEC』の発売だけは絶対に実現させたかった。なぜなら、このウェッジがフォーティーンの意思そのものだったからです」(竹林氏)。 「MT-28 J.SPEC」は見事にヒット。シンプルにやさしくアプローチをこなしたいゴルファーのためのスタンダードモデルとなったのである。

進化のイデア 第四章
進化のイデア
2019/07/14

進化のイデア 第四章

[[同じ考えを持った メーカーが出現]] 81年、晴れて竹林は独立、群馬にゴルフクラブ工房フォーティーン(当初は藤岡、その後現在の高崎へ)を設立する。主に設計委託中心のスタートだったが、早くも大資本、なんと横浜ゴム(プロギア)から依頼が入る。 プロギアがスポーツ事業分野に本格参入したのは83年。同年には、既存品とは異なるヘッドスピード別設計ボールを発表。その第2弾として、同じくヘッドスピード別に設計したクラブ(アイアン)、それが竹林に出されたリクエストだった。 「ゴルファー別にクラブを作る、それは私たちがずっとやってきたことだったので、やっと自分たちと同じ考えをもつ会社が現れた、そんな思いを抱いたものです」 手掛けたモデルは『500シリーズ』(3機種)。「三兄弟」とアピールされた中空アイアンだった。 「ヘッドスピード別に、理想的な重心距離、重心深度、重心高に設計したクラブです。重心距離や重心深度に関して言えば、ヘッドの慣性モーメントで考えればもっと分かりやすかったのでしょうが、当時はその概念がなく重心距離、重心深度、それぞれの視点から設計。ただし全番手が中空というわけではなく、例えばハイヘッドスピーダー用はロングアイアンだけ、ローヘッドスピーダー用はミドルアイアンまでと、ヘッドスピードに応じた中空構造を採用しました」。 発想も技術も、当時は群を抜いていた。『500シリーズ』には、新機軸から当時のタブーまで、その数々が詰まっており、クラブ作りの大きな分岐点となったモデルになった。

SCIENCE THE FOURTEEN!
ゴルフクラブの選び方
2019/06/14

ウェッジの命 ソールの秘密

『フォーティーンの竹内佑太です。 このコーナーでは私がフォーティーンに入社して学んだ まさに知れば納得のゴルフクラブ学をご紹介していきます。』

HI-540 FORGED product column
ゴルフクラブの選び方
2019/06/14

HI-540 FORGED product column

かつてアイアンの中空化という画期的構造を生み出したフォーティーン。ヘッドの内部に空間を作り出すことで、ヘッドを大型化することができ、それまでに成し得なかった深重心化を実現することができた。主にロングアイアンでその構造的な相性を発揮され、中空大型ヘッドとマッチングのいいシャフト長さ(従来よりも長尺化)で、圧倒的な打ちやすさを生み出し、また中空構造によるフェースの薄肉化と深重心化の恩恵として発揮される反発力の高さにより、飛距離性能に優位性を誇った。この構造的メリットを現代ゴルフに必要とされる超実戦力として形にしたのが、新作「HI-540フォージド」なのである。

進化のイデア 第三章
進化のイデア
2019/06/14

進化のイデア 第三章

竹林がクラブを研究すること、それは既存の理論を疑うことが全てだったと言える。 「例えばパーシモンの頃は、重心が低いからボールが上がりやすい。こんなことが当然のように語られていたものです。ところが実験してみると明らかに事実に反していた。ティアップして打つドライバーは、低重心ヘッドにすることでボールのバックスピン量が抑えられ、決して上がりやすくなるわけではありません。当時は、誤った解釈ばかりがゴルフクラブの定説とされていました」。 一つの理論があれば、果たしてそれが真実か、まずは疑う。その理論が真か否かを判断するために、竹林はゴルファーの視点でクラブの力学を研究し続けたのだ。 現在のようにクラブ設計がコンピューター化された時代なら、力学的根拠を導き出すことは簡単なことだったかもしれない。数値を入れてシミュレーションしてみれば明確な答えがはじき出される。だが、当時はもっぱらトライ&エラー。試作しては試し、試しては試作の繰り返し。気の遠くなるような作業だったが、むしろそれは竹林にとっては“やり甲斐”でしかなかったのだ

SCIENCE THE FOURTEEN!
SCIENCE THE FOURTEEN!
2019/05/14

知って得するウェッジの バックスピン3大要素

『フォーティーンの竹内佑太です。 このコーナーでは私がフォーティーンに入社して学んだ まさに知れば納得のゴルフクラブ学をご紹介していきます。』

HI-540 FORGED impression
アイアン
2019/05/14

HI-540 FORGED impression

試打解説 冨永浩プロ とみながひろし、1961年2月17日生まれ。1983年から約6年間のアメリカ滞在中の1985年、当時アマチュアとして、全米オープンの予選会を突破して本戦に出場、さらに同年、全米アマチュア選手権にも予選1位通過で出場。その後プロ転向し、カナダツアーや豪州ツアーにも参戦。88年に帰国し、翌89年に国内ツアーデビュー、2011年からPGAシニアツアーに参戦中。キャリアを活かしたゴルフネットワークでの解説は定評だ。 取材協力=嵐山カントリークラブ

進化のイデア 第二章
進化のイデア
2019/05/14

進化のイデア 第二章

[[本質を楽しめる クラブを作るために]] スライス病に竹林が陥ったのは大学1年、秋のことだった。その翌年、大学2年時には早くもゴルフクラブを作る仕事に就こうと決心。その意志は曲がることなく、卒業と同時にクラブメーカーに就職した。 その一方で競技ゴルフはやめなかった。大学ゴルフ部出身でクラブメーカーに就職すると、「プロになれなかったからだろ」と思われがちだが、それは本意ではなかった。竹林には競技ゴルファーとしての意地があったのだ。 「競技ゴルフも嫌いではありませんでしたが、それ以上に自分でチューンナップしたクラブで競技をプレーしてみたかった。クラブによる違いを実戦で感じることに興味が移っていったのです」。 スコアだけを競うのではなく、知らなかった世界にクラブの力で到達できるか。ゴルフというゲームの本質が楽しめるようなクラブを作りたいという思いは、日増しに強くなるばかりだった。

SCIENCE THE FOURTEEN!
ゴルフクラブの選び方
2019/04/14

アイアンのロフトピッチは ウェッジに通用しない

『フォーティーンの竹内佑太です。 このコーナーでは私がフォーティーンに入社して学んだ まさに知れば納得のゴルフクラブ学をご紹介していきます。』